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『鳴狐みてみて！こんなに貰っちゃった・・ってお取り込み中だった？』
二人とも正座で向かい合って難しい顔してる
鳴狐「ううん。何でもない。いっぱい貰ったねもう帰ろうか」
両手に抱えてた紙袋を自然に奪われ腰を押されて部屋から出ていく
『え、あうん。朝陽さんありがとうございました。』
朝陽「へいへい」
ひらひらとてきとーに手を振って見送られた
_____
馬車の中
『二人でなんの話してたの？』
この二人で話すことってなんだろ？鳴狐は人嫌いだし朝陽は変人だし
鳴狐「本丸の様子を少し聞かれただけ。それより何貰ったの？」
今なんか誤魔化されたような
『お菓子だよ。ふふっ短刀達が喜ぶわ。』
でもこの生菓子は私のもの〜
鳴狐「いつもこーいうの貰うの？」
じっと見つめられる。
『あー、そーいや何かと物を貰うこと多いかも。朝陽さん意外と面倒みいいから』
軽い口調で朝陽を褒めるとムスッとした顔をする鳴狐
鳴狐「ふーん」
明らかに不機嫌になった。朝陽は人間の審神者だしやっぱりまだ苦手なのかな←違います、嫉妬してるだけです
話題を変えよう
『そーいえばさっき朝陽さんの所の鳴狐にあったわよ』
鳴狐「俺に？」
『お面もしてるしお供の狐ばっかり喋る鳴狐を久々に見た気がする。懐かしくなっちゃったわ』
こっちの鳴狐はお面してないしめっちゃくちゃ喋るしな
鳴狐「へー(むすっ」
あれ？もっと不機嫌になっちゃった。
ぽすん
対面に座ってた鳴狐が私の隣に座り直した
『どうしたの？』
さらっ
髪に優しく触れられる。
鳴狐「主は"そーいう"鳴狐の方が好きなの？」
ぐいっと近寄る。うん、近いな
『いや、別にどーいう鳴狐が好きとかないけど』
鳴狐は鳴狐だし
私の言葉にまた鳴狐はむすっと膨れた
鳴狐「それって鳴狐がどんなでも"どーでもいい"ってこと」
『いや、そういういみじゃ、』
ガタン！
車両が石にぶつかったのか馬車が大きく揺れる。
『きゃ、』
ドサッ、
体制がくずれ寝転がった私の顔の横には鳴狐の手が
あ、これ知ってる。床ドンってやつだ
鳴狐「・・ねぇ、主。今"ふたりっきり"だね」
耳元で囁かれた鳴狐の声はいつもより低い声でビクッと体が震えたのが分かった
あ、まずい。こんな、状況前にも
鳴狐「ふっ、主何想像したの？」
鳴狐は妖しく意地悪に笑った。
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神楽雪(プロフ) - 嗚呼、もう！鳴狐！私の100あったはずのライフは徐々に削れて残り30になった！そしてトドメのキッスで0だぞおおお！！作者ナイス…私は一瞬で溶けまっせ… (2021年8月24日 12時) (
レス) id: aa0ec0ff7e (このIDを非表示/違反報告)
雪女 - もう最高甘やかされていくところいいですね(●´▽`●)短剣さん達との絡みも加州様との絡み好きです (2020年11月24日 21時) (レス) id: ed2686deb5 (このIDを非表示/違反報告)
輪廻(プロフ) - え…もう…幸せってそんなに永く続かないものなんですかねー…僕の幸せもそうそう永く続きませんが。 (2020年11月11日 14時) (レス) id: a614865e72 (このIDを非表示/違反報告)
マイ(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！話面白くて大好きです！これからも頑張ってください！ (2020年11月8日 0時) (レス) id: 10eee5b7e2 (このIDを非表示/違反報告)
リオン - 鳴狐、全然こっちも格好良いですね！最高です！！ (2020年10月27日 19時) (レス) id: e704f87021 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山茶花
| 作成日時：2020年10月5日 20時
