【呪術廻戦】さしす組の同期は最強ぼっち

後輩 ページ7

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灰原「A先輩！」


『お疲れ灰原くん』



灰原くんの妹を助けた任務から数日


怒涛の任務ラッシュも落ち着いて私は高専に戻ってきていた


まあ、他の人達は出払ってて灰原くん以外いなかったけど



灰原「夢のことありがとうございました！」


また90度のお辞儀をされる


夢ちゃんは呪霊は見えるけど術式は使えない灰原くんはこっちの世界に関わって欲しくなかったみたいだから私はあの日夢ちゃんが現場にいたことは報告してない



術式が使えなくても呪霊が見えるってなれば呪具を使えだの無理やり呪術師にしようとするかもしれない



特級呪術師の私なら夢ちゃんをスカウトするのが正しいのかもしれないでも


『人の人生勝手に決めていいわけないからね』



お？今のわたし先輩ぽくない？



灰原くんはキラキラと尊敬の眼差しを向けてくれる


可愛い。うん、可愛い


後輩ってなんて可愛いんだろう


今まで部活とか委員会とか参加したことなかったから知らなかったけど


後輩ってなんて可愛いんだ




灰原「あ！お昼まだなら一緒に食べませんか？」


『・・・・・え』


・・・あぶない、一瞬処理落ちしかけた



後輩とご飯？



誰かとご飯なんて小学校の給食以来



そもそも家族以外とご飯なんて食べたことないのに二人きり？



やばい、嬉しい、顔がにやける



灰原「先輩？」




『ふふっ、うれし……』



灰原「・・・」



あれ、灰原くん固まっちゃった、え、やば、陰キャの笑顔とかキモかったかなごめんなさい




灰原「先輩！」


『は、はい！』


灰原「めっちゃ可愛いですね！！」

『はい……はい！？』



か、かわいい？私が？？


は、初めて言われた←当たり前すぎて誰にも言われたこと無かった



『う、嬉しい…ありがと、あと、ご飯も誘ってくれてありがとね』






灰原「・・なんか噂と全然違いますね！」



『え、それ悪い意味？』


灰原「全然！！噂よりずっと凄くて最高の先輩です！！」



『ありがとう///』





・・・ん？噂ってなに？

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