【呪術廻戦】さしす組の同期は最強ぼっち

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《それでね歌姫先輩すっごくやさしくて》




家入「うんうん。そうか良かったな」




五条「・・硝子誰と話してんの？」

夏油「さあ？でもあの感じ彼氏とかじゃない？」




珍しく教室で電話している家入を男子二人は遠巻きにながめる



普段男子二人をクズ共と呼びお世辞にも愛想がいいとは言えない紅一点(Aはいるが全員自分しか知らないと思ってるのでおいておこう)がなにやらひどく甘い声で話している




そんな同期の様子をクズ二人が気にしないわけがなかった




家入「お土産？いいよそんなの」


家入「分かった分かったってそんなに拗ねるなよ」


家入「うん待ってるよ。あんたこそフラフラしてて変なのに捕まらないでよ」





五条と夏油は顔を見合せた



家入からはあっまあまのラブラブカップルがしそうな会話が飛び出てる


クールビューティの彼女からは想像もできない



相手はどうやらカワイイ系の男らしい



あんた可愛いんだからとなんども電話先の相手に言っている



変なのに捕まらないでって男が女を心配して言うセリフだろとか二人の頭にグルグル回った



電話が終わった家入は名残惜しそうに携帯を握りしめどこか嬉しそうに笑っている




五条「家入しょーこさーんお電話の相手はだれですかーー？？？」


夏油「悟、硝子にもプライバシーというものがあるよ。で、誰なんだい？」




二人に絡まれた家入はあからさまに嫌そうな顔をする



せっかく愛しいワンコの声が聴けて癒されたというのにもう耳が汚された気分だ




家入「お前らは一生知らなくていい相手だ」



家入がタバコに火をつけながらもし探ろうとしたら無駄遣いしか出来ないソレを切るからなと言ってこの話題は終了を迎えた



二人は硝子の恋愛に首を突っ込まないことを心に決めた

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