【呪術廻戦】さしす組の同期は最強ぼっち

ヒモとぼっち ページ28

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『待ってください。絶対他人じゃないですよね、恵のこと知ってますよね？聞いてますか？』



甚爾「聞いてない知らん。人違いだ」



街の通りで早歩きで逃げる男とそれを追いかける女子高生(私)


異様な光景なんだろうけど私はここで絶対引くわけにはいかない


だってこの人絶対恵の父親だ！



だって伏黒って名乗ったし顔似てるし！




甚爾「あーくそ、なんでこんなことなってんだよ」


『貴方が私のこと殺そうとしたからですよ。』



下校途中に不意に後ろから胸を刺された


あ、これだけ聞いたら私死んでるよね


刺された一瞬のうちに反転術式で治したから結果無傷。刺した相手に攻撃しようとしたら呪術師殺しの伏黒甚爾だと名乗ったので冒頭の会話に戻る訳だが



甚爾「普通殺されそうになったら攻撃するだろ。」


『他人ならまあそうですけど。恵の父親勝手に殺したら怒られそうだし・・一応友達枠だし』


甚爾「は？」


『いや、なんでも』





甚爾さんによると特級呪術師の暗殺依頼があって賞金が高くてたまたま下校途中の私を見つけたからラッキーで殺そうとしたらしい



ラッキーで殺しにこないでほしい




『まあ、そんなことは置いといて恵のことは覚えてないんですか』



甚爾「自分の暗殺依頼おいとくなよ……あー、恵、恵ね、誰だ？」




『噂の通りくそヒモ野郎ですね』



甚爾「お前口悪くねぇか？調査と全然違ぇじゃねぇか」



甚爾さんに関しては恵から顔も知らないとか子供を捨てたとか色々聞いてるから好感度はマイナスから始まってる



甚爾「で、お前は恵のなになわけ？」


『友達です』


甚爾「は？あいつ小学生だろ」


『やっぱり覚えてるじゃないですか』



甚爾「・・・それで？俺がそいつの父親だからなんだ？子育てしろとでもいうつもりか？」



『まさか、私が一発殴って恵達の前に引きずりだすだけです』




甚爾「お前物騒すぎねぇ？」

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