【呪術廻戦】さしす組の同期は最強ぼっち

・ ページ24

・五条悟視点



『テンニョ？』


喋った！？かわいい！


心配そうにこちらを見る天女

声も可愛いって何事？やっぱり天女なの？


黒曜石のような瞳は光が当たるとキラキラして美しい


よく俺の瞳を綺麗だなんだって褒める奴らがいるけど俺のカスみたいな目なんかより天女の目の方が綺麗だ


あ、当たり前か天女だし



『あの、私二年の蒼和Aっていいます。えーと、同じクラスの人だよね？』



・・・



蒼和A！？


え、てことは同じクラス？


蒼和って天女だったけ？


あ、そーいや入学式でフード被ってて顔はよく見えなか・・・・・・え、天女が蒼和ってことは



天女人間じゃん


俺も人間



つまり


恋愛対象になれる！！！←くそポジティブ




五条「・・・あ、ぼ、"僕"五条悟と申します。蒼和さんだよね噂は聞いてて会いたいと思ってた」



そうと決まれば第一印象は大切だ


入学式では話してねーしこれが初対面ってことでいいだろ！


『ほ、ほんと！？私も会いたいって思ってた！』



天使か？？？？可愛すぎないか？？？てか会いたいと思われてたってことはこれはもう両想いでは(違います)



てかこんな小柄で可愛くて天使なのに特級呪術師で強いって最強じゃない？


え、こんな細い腕で戦うの？てかなんで呪霊なんかと戦わせるの？上層部は頭湧いてんの？あ、湧いてたわ


ほんとクソだな、あいつら。御三家だって腐ったみかんの集まりだしそいつらに蒼和がこれから関わっていくと思うと反吐が出る


呪術界からなんて離れて


『五条くんの噂もよく聞くよ！凄く強くて御三家？っていうのの次期当主なんでしょ？同い年なのに色々背負ってて私の方こそ尊敬するよ』



御三家万歳←



え、なに、天使に尊敬されてる俺って最強じゃない？最強だったわ←


御三家に生まれて良かった…


俺、蒼和に尊敬されるために御三家に生まれてきたんだな



『あ、その、良かったらなんだけど名前で呼んでくれないかな？今まで話せなかった分仲良くなりたいって言うか……』




天使を呼び捨てで呼ぶの？俺何様なの？いいの？



つーかさっきから俺よく会話出来てんなまともに話せてる気しないけどAが嬉しそうだからいっか


あ、名前で呼んじゃった死ぬ




『悟くん』



五条「ｶﾜｯ！！」



あ、俺死んだ

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