【呪術廻戦】最強の姉だってさウケる

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五条「ﾌﾞｯｽｰ)・・・」


甚爾「・・・」


恵「・・・」



『なんだこれ』




そうなんだこれは



食卓に置かれた唐揚げ、生姜焼き、ハンバーグ、手羽先、フライドチキンetc……


それを囲む甚爾さん、恵、そして五条悟………なんで？




甚爾さんとの交渉？は成功し星漿体の任務から手を引いてもらった



甚爾さんが関わらなきゃ特級相当の二人が護衛できないはずもなく任務は滞りなく終わった



ちなみに星漿体の女の子は海外に逃がしたらしい。天元はどうなるかって？知らんよご都合展開で大丈夫だろ←




まあ、それはいいとして私は約束通りヒモ野郎に飯を作りに来たら何故か先にいた弟



ちなみに甚爾さんと喧嘩しかけるところでだったので慌てて止めた。こんな所で死なれたら私の肉料理がパァだ



恵「津美紀は今日友達の所に泊まるって」


甚爾「あ？俺は聞いてねーぞ」


『○○ちゃんとこだよねー。連絡来たから知ってるよ』


甚爾「なんでお前に連絡がいくんだよ」


恵「親がフラフラしてるからだろ？」


『ウケる。子供に信頼されてないじゃん』




この親子と出会ったのはたまたまだった



母親がいないってことで私が料理をしに来たり家事をしに来たりするようになった


甚爾さんは禪院の家から飛び出した過去があるらしく似たような私の境遇も共感してくれた



まあ、甚爾さんの方が相当酷いんだろうけど


歪だけどここは家族みたいで家族の団欒なんて経験ないけどこの場所は私にそれを与えてくれる




五条「・・・」



甚爾「つーかなんで五条悟がいんだよ」


恵「だれ？」


『ん？私の弟』


「「は？」」



あれ、なんでそんな驚いてんだろ？


恵には家のことなんてもちろん言ってないけど甚爾さんには私が五条家から逃げたって言ってたのに



甚爾「本家筋の人間だったのか……あ？でもそんな情報なかったぞ」


『あー、あれだよあれ、五条悟が完全な長男であるべきだからね。不用品は消されたのー』



ヘラヘラと笑ってると弟が悔しそうな顔をする



五条「違う……俺には姉ちゃんがいる…」




勝手に話を終了させて肉に食らいついてる親子の咀嚼音でよく聞こえなかったけど。弟はまだ姉離れが出来ないらしい


『ふっ、かわいーね悟くんは』



頭をガシガシと撫でてやると照れくさそうにでも嬉しそうに笑う弟




きっと普通の家庭に生まれてたなら



ただ普通に弟を愛することができたんだろうな……

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