【呪術廻戦】最強の姉だってさウケる

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冥「弟くん沖縄に行ってるそうだよ」



『・・修学旅行かなんか？』


あれ？高専に修学旅行ってあったけ？



冥「任務らしいよ」


『へー、硝子も？』


冥「彼女は高専待機だよ」


『じゃあ、どうでもいいや』



私には可愛い後輩が二人いる


庵歌姫と家入硝子だ


二人とも素直で可愛いいい子達



ついつい甘やかしちゃうしなんでも買い与えたくなっちゃう




冥「冷たいね。少しは弟くんを可愛がったらどうだい？」



『可愛がるねー』




弟が生まれた時本当に嬉しかった


こんなに可愛い赤ん坊は見たことないってくらい可愛かったし



"ねぇね"と呼ばれた時は可愛すぎて失神しかけた



いつも私の後を着いてきてへにゃりと笑う顔



いつからか弟には護衛がついて私の後を追うことはなくなった



弟のことを名前で呼べば周りの大人に冷たい目で見られた



不用品の癖に次期当主を呼び捨てるのかと視線が物語っていた



誕生日は盛大に祝いたかったが周りの目もあったのでたまたま会った時に庭に咲いていた花をあげた


その次の年は要らなくなったぬいぐるみ


我ながら冷たい姉だと思う




『今更何もする気にはなれないよ。』



冥「そう」



『てか任務で沖縄ってなに？あっち方面なら京都が対応するんじゃ』



冥「星漿体関連らしいよ。ほら、3000万」



冥冥が持っていた資料には中学生くらいの女の子とその子に賭けられた異様な懸賞金



『まさか参加しないよね？』



冥「まさか。はした金で呪術界から追放されてはたまらないからね」



3000万ってはした金なんだ。冥冥さすがだな



………さて



『仕方ない助けてやるか弟くんを』


ポチポチと馴染みのある番号に電話をかける




『ﾌﾟﾙﾙ……)よお、ヒモ野郎。今担当してる仕事で一番高いやつから手を引け。あ？そうだよそれだよ。金？金なら五条家が出すだろ。あー、はいはいわかったこんど飯作りに行くから肉だろ分かってるって生姜焼きも作っていくから。へーへーじゃあな』




冥「君が口を挟むなんて珍しいね」



電話を黙って聞いていた冥冥が面白そうに笑う



『あー、まあ、あの人出てきたら最悪弟死ぬからな』



そうなったら私が五条家当主？無理無理絶対やだ



弟には健康で長生きしてもらわないと



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甚爾「喜べ恵。明日は肉祭りだ」


恵「やった」

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