15話 ページ15
side大貴
hk「…い、…なぁ……おいっ！」
ar「…っえ？あ、なに？」
気づいたら光くんの顔が目の前にあった。
hk「伊野尾に繋がったんだろ？何か言ってたか？」
そうだ、伝えないと
嫌な予感がするんだ
ar「…なんか、助けて、って…」
hk「え、どういうことだ？」
ar「わかんない、何かあったんだと思う」
もうすぐつくから、大丈夫だ、と自分に言い聞かせる
何も無いから、伊野ちゃんは、大丈夫だ
伊野ちゃんの家が見えてきた
yb「…電気、ついてねぇな」
ポツリと薮ちゃんが呟く
まだ帰っていないのか、大丈夫…だよね
driver「着きましたよ、お代は…」
yb「これで足りますか、お釣り要らないんで」
そう言って運転手さんに1万円札を渡す薮ちゃん
イケメンかよ…
でも見とれてるわけにも行かないから急いで降りる
tk「やっぱり伊野尾くんいないよ、電気ついてないし、インターホンにも反応しない」
先に降りていた高木が言う
ならまだ着いてないってことか
hk「近く探すぞ」
ar「…うん」
…何も無いよね、大丈夫だよね
胸のあたりがざわざわしてる
伊野ちゃんの家の前の路地に入る
前伊野ちゃんが言っていた
ここは夜人通りが少ないからいつも使うって
ar「伊野ちゃん…いるー？」
控えめに伊野ちゃんを呼ぶ
返事はない、けど、多分居る
少しだけ早く歩いて進む
視界になにか塊のようなものが入ってきた
ar「なんだ…？」
少し駆け寄って触れてみる
…え
…これ、伊野ちゃん…だよね
なんで、なんか、ドロッとして…
血…じゃない、よね
俺じゃどうにもならないと思い、みんなを呼ぼうと顔をあげる
すると前にもう1人倒れていた
状況が飲み込めない、何があったんだ？
みんなを呼ぶより、救急車、呼ばないと…
妙に冷静な頭にイラつく
もっと心配とか出来ないのか
携帯を開いて救急車を呼んだ後、メンバーを呼んだ
yb「…は？」
薮ちゃんの第一声はそれだった
状況が飲み込めていない声、当たり前だよね
光くんは固まっちゃってる
tk「どういうこと？なにがあったの？」
高木は…いつも通りだな、…いや、空元気か？
ar「わかんないよ、とにかく救急車呼んだから
ね」
俺だって無駄に冷静だしね
ほんとに何があったのか…
ねぇ、なんで何も言ってくれないの？
伊野ちゃん
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 166人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルナ(プロフ) - 陽向さん» いえいえ！とても助かりました！ありがとうございました！ (2018年3月20日 21時) (
レス) id: 745635b00b (このIDを非表示/違反報告)
陽向 - すみません！大ちゃんは薮君って呼んでます。詳しく書かずすみませんでした！！ (2018年3月20日 20時) (レス) id: 15c4040a2b (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - ルナさん» はい、！お役に立ててよかったです (2018年3月20日 8時) (レス) id: ebb762a11e (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - あみさん» おお、ありがとうございます！！薮くん、ですね！それでいかせていただきます！ (2018年3月19日 23時) (レス) id: 797db37106 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - ルナさん» 普段は、薮くん(たまに薮ちゃん)と呼んでいますよ！間違えているかも知れません (2018年3月19日 22時) (レス) id: ebb762a11e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ルナ | 作成日時：2018年2月6日 4時
