世間的には浮気をしていますがこれっぽっちも私は悪くないしむしろ浮気の方が本命です【桃】

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さとみside

『ねぇみてさとみ！めっちゃすごい！』


俺の予約したホテルの部屋に嬉しそうな声を上げるA
こんなに喜んでくれるんだったらもうちょいいい部屋予約すりゃよかった


さ「ここ予約したの俺だから知ってるってw」
『高くない？』
さ「大したことねぇって」


彼女の楽しそうな顔と笑顔と声のためだと思えば全然安いもんだろ
そして俺の財力を舐めるな


さ「そういやこの部屋露天風呂ついてるけど」
『マジ！？』
さ「一緒に入る？」
『…一緒かぁ』
さ「え、嫌なの？」
『まぁいいか…』


やめろ、俺を変質者でも見るような目で見るな
なんもしないわ

多分……

うん、多分なんもしない…


『そういえば動画投稿とか大丈夫なの？』
さ「もう予約はしてるから勝手に投稿される」
『へー…じゃあゆっくり楽しもっか！』


そう言いながら俺に抱きついてくる

あー、かわい
俺の彼女マジ天才


さ「じゃあ、とりあえず風呂に」
『誰がはいるかバカ
やっぱそうなると思った！』


だから今日はなんもしないって

今晩はプロポーズする予定だし
その前に手を出すひど無粋じゃないっつーの


明日はしらんけど

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