推し達に認知されたくない私が推しの彼女の友達で、爆弾抱えて生きることになりました【桃】2

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Aside


どうも皆さんお久しぶりですこんにちは
先日諸々ありまして彼氏と別れました

そしてそんな私の前でいちゃつく奴らが


さ「ねぇ、奈緒」
奈「今ちょっと忙しい」
『その会話私の前でやる意味ある？』


案の定いつもどおり学校に来てるさとみくん
あんた暇なんか

編集はどうした
動画はどうした

まぁもういいけど


さ「そんな俺らのこと僻むぐらいなら彼氏作ればいいじゃんお前も」
『じゃあ聞きますけど

彼氏と別れて一ヶ月ちょいしか経過してない私にそんなすぐに彼氏ができるとでも思ってるんですか？
出会いもないのに』
さ「ごめんって」
奈「ねぇ、さとみと話さないで」
『私、おたくの旦那の隣だけは狙ってないから安心して』


さとみくんの隣は奈緒で十分です
私はあるきたくないし
なんなら2人の5m後ろ暗いから眺めてたいから


さ「まぁ女子校だしな」
『こんなことマジでいいたくないですけど先生除いたら男なんてさとみくんしかいないじゃないですか』
奈「ねぇ」
『けど私、12歳上の人の旦那取る趣味は無いんで』
さ「まぁ、普通そうだよな」
『ってかさとみくん好みじゃない』
「「は？」」
『なんでこの発言でお前ら2人に反感買わなきゃいけないんだよ』


さとみくんのこと好みじゃないとか
奈緒からすれば両手を上げて喜ぶことだろ


奈「さとみのことバカにした？」
『してない、好みじゃないって事実を述べただけ』
さ「俺が好みじゃない？」
『なんであんたはそこが気に障ってんだよ…』


私が好きなのはなーくんだっての


さ「ってかお前が彼氏と別れた原因なんだったっけ」
『彼氏の圧倒的メンヘラ化』
さ「例えば」
『10分DM返信しないだけで催促、女子のネッ友への嫉妬、
あいつに存在は伝えてるけど繋がってない鍵垢があったんですけど
いつのまにかあいつが別垢つくって私のその垢監視してました』
奈「やーば」
さ「それエグいわ」


アカウントの監視は恐怖だった
監視してる事実を隠そうとしてるならまだ良かった

でも、一切隠すつもりがなくさも当然かのように話題に上げてきたのが怖かった

ちなみに別れた後も私への独占欲と所有欲出してて恐怖です


奈「じゃあ好みは？」
『優しくて、甘やかしてくれるし、メンヘラにならない程度に甘えてくる可愛さのある彼氏』
奈「は？それさとみじゃん」
『優しさ向いてるの多分奈緒だけだから』
奈「いや、Aも結構優しめに対応されてる方よ？」


まじかよ
いらねぇわその優しさ

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