25 ページ30
ジェルside
「あ、えぇっと…じぇ、ジェルくんの進路のお話でしたね」
『はい、いつもうちのジェルがお世話になっています
あ、私…姉のAと申します)
はー…ねーちゃん、いつもと違ってかっちりしててもやっぱかわええなぁ…
で?担任、何うちのねーちゃん見て鼻の下のばしてんねん
処すぞ
ジ「で?先生、俺の進路の話は?」
「あ、ジェルくんの成績ですと…本人の第一志望だと…少しレベルが低い気が…」
『そうなの、ジェル?』
ジ「え…あぁ、まぁそれは知っとるけど」
『学費とか気にしてるわけじゃないよね?』
ジ「ちゃうで」
そう、俺が志望する高校は…兄ちゃんたちがいってた高校
理由は簡単
家に一番近い
ジ「俺……小学生の頃からずっとそこ行きたいねん
やから、第一志望は変えたない」
「でも…」
ジ「やって、(シスコンな)兄ちゃんたちが行った学校なんやもん
(スーパーから帰るねーちゃんと遭遇するのとかに)憧れるやん……
もっと、レベル高いところ行けるのなんて、分かってるで
でも…
今まで、ずっと行きたかったところから変えるなんて
(登下校にかかる時間増えて、ねーちゃんと一緒にいる時間が減るとか)耐えられんもん…」
俺が、思いの丈を話せば
納得したような顔をする姉ちゃん
『本人が行きたいっていうんです
だから、私はここで良いと思います
むしろ、強引に上のレベルの学校に行かせることで
ジェルにつらい思いをさせたくないですから』
ねーちゃん……ありがとな…
1134人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
てん。(プロフ) - こりゃ泣くってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!() (2021年8月30日 18時) (レス) id: 20a0924d86 (このIDを非表示/違反報告)
さへる(プロフ) - 雨さん、、おこですよ、、! (2021年8月30日 15時) (レス) id: a3289298f9 (このIDを非表示/違反報告)
夏姫@ぶるべじ(らいち)(プロフ) - え…え…えぇぇぇ…(´;ω;`) (2021年8月29日 20時) (レス) id: 32504c8e03 (このIDを非表示/違反報告)
うぐいすのしっぽ - ぶおおおおおおおおおおおおおおん!!!!!(泣き声) (2021年8月29日 19時) (レス) id: b33808d5fb (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 夢主ちゃんっ…!なんでっ雨さんはこんなに人を泣かせるのが上手いんですかぁっ…!(言い方) (2021年8月29日 18時) (レス) id: 628321865d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雨 | 作成日時:2021年3月23日 12時