この恋、絶対炎上不可避【赤】

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莉犬side

『………』
り「………」
「………」


俺と百合川A、そしてそのマネージャーさん全員が
百合川Aの楽屋で静まり返る


「あの…大変申し訳無いのですが…」
り「えっ、あ、は、はいっ！」
「今回のことは今後の百合川のに影響が出てきてしまいますので…
どうか…ご内密に……」
『これ以上推しと一緒の空間とか死ぬんで一旦外出てきます』
「ねぇ、今人が貴方のために頭下げようとしてるときにそれ言う！？」


待って、俺の目の前にいるの本当に百合川Aなの…？


『だって私は別にオタクってバレてもいいもんっ‼‼
勝手に事務所が、そうゆう感じじゃない感じで売り出そうとしてるだけじゃん‼‼』
「だってあんたの見た目でオタクとか、ありえないから！それで売り出せると思ってんの！？」
『なんで清純派の知的なキャラ演じなきゃいけないの！？
私だって年相応に女の子なのにさぁ‼‼‼‼イケメン好きだもん‼‼‼‼
しかも百合川とかいかにもな芸名つけるしさぁ！！』


あ、百合川って芸名だったんだ…
まぁ、名前として整い過ぎだもんね…百合川なんて


「すいません、お願いですから今回の百合川の異常な暴れようはどうかご内密にお願いします
事務所の稼ぎ株なんです」
り「いや…まぁ…元を正せば…俺のせいなんで…良いですよ…黙っときます」


キレイ系ではなく、圧倒的に可愛い方向性に全てのステータスを全ふりした
言ってしまえばオタクモードの誰でもは知らない百合川A

なんか…かわいいな

普通にこうゆうギャップ可愛くて好きなんだけど


『……あ、あの…その
こ、この度は…その、ご、ご迷惑を…おかけして…ほ、本当に申し訳ありませんでした…
推しに迷惑かけるなんて…リスナー失格だぁ…………』
り「い、いや、その…ね！？そんなに気にしないで！？」
「本当に、うちの妹がご迷惑を」
り「あ、マネージャーさんお姉さんなんですね」


なんか…知らなくても良かったことめちゃくちゃ知る日だな

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