異名 ページ15
ガチャ
蘭「愛しの蘭ちゃんが帰ってきたぞ〜♡」
『それ自分で言うの…。ま、いいや。おかえり』
蘭「ただ〜いま♡あ、髪下ろしてる」
『もう家事とか終わらせたし、良いかなって』
蘭「可愛いからOK♡」
『お風呂と、ご飯どっち先?』
蘭「Aちゃん♡『選択肢増やすな』ん〜、ご飯で」
『ん。じゃ、ささっと準備するから待ってて』
蘭「オレも手伝う〜」
『ありがと』
蘭「準備できたし、いただきまーす」
『いただきます』
パクッ
蘭「美味し〜」
『ん、良かった』
蘭「そういや、ガキん頃のオレ見たことあんの?」
『えぇ。血のハロウィンだったっけ…?それで見たことある。随分と変わったわよね〜』
蘭「衣替えみたいな?そーゆーやつ♡」
『ふーん』
蘭「今と昔、どっちが好き?」
『好きって……今かな』
蘭「なんで〜?」
『紫が好きだから』
蘭「へ〜♡可愛い♡」
『何でも可愛いって言うね』
蘭「可愛いのは事実だし♡好きでもねぇヤツに言わねーよ」
『そう。私は何と言われようが構わないけど』
No.2、霧風A。異名なんて山のようにある
“地獄の女神”、“冥界の主”、“天地へ誘う死神”、“アルカナの鷹”など
そう言われて続けてきた。別に私は気にしてない、というより、こんなに別名があったら慣れるもんよ
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作者名:ゆるんるん | 作成日時:2022年12月14日 21時