盗撮犯に警告を。 ページ31
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戸惑って、頭がうまく回らない。
と、その時
「壊理ちゃんを離せ！！」
ぐちゃぐちゃになったはずの壁をすり抜けて、金髪の男の子が姿を現した。
ヒーローだ、きっと。
赤いマントを勇ましく風で翻し、オーバーホールをしっかりと見据える彼。
このままじゃ私もやられちゃうと思った瞬間、トガちゃんに後ろから服を掴まれてどこかに連れて行かれる。
体に感じる浮遊感がどうしようもなく怖かった。
「Aちゃん」
トガちゃんが言う。
『なあに？トガちゃん』
私もなるべく平気を装って返事をするけど、ちゃんとできてるかな。
「あなたはヴィランじゃないです。
ヴィランに好かれてしまった、哀しい普通の女の子なのです。
…弔くんの元を離れるなら、今日が最適ですよ」
軽やかに宙を舞うトガちゃんは、私と目を合わせずに呟いた。
そっか、やっぱり死柄木さんてヴィランだったんだ。
でも、私は彼の元を離れない。
とっくに、そう決めてるし。
『ずっと一緒にいようね、トガちゃん』
精一杯の気持ち。
トガちゃんは上の方にできた瓦礫の山に着地すると、私を後ろから抱きしめた。
「ほんと、そういうところが大好きです」
『何もできなくてごめんね』
なんでこんなことになっちゃったかなあ。
でもこれも幸せのうちだと思えばいいか。
「おいイカレ女、こいつ貰ってく」
『…え』
「っちょ！荼毘くん待ってください！」
「待たねぇよ、リーダーがお呼びだ」
トガちゃんと感動の話()してたのに黒霧さんがどこからともなく現れてその中から見覚えのある男性も出てきた。
そしてその男性に無理矢理立たされて後ろから抱きしめられている。
いやあの、突然すぎて理解不能なんですが。
・・・・・
シリアスむり…できない…
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りんご同盟 - ゆずなさん» それな (12月3日 0時) (
レス) id: ed24fa5325 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずな - え、好き(唐突な告白) (10月11日 21時) (レス) @page35 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
透明な夜空 - スランプだったんですね･･･なんかごめんなさい！作者さんが楽しんで書ける小説が1番好きなので自分のペースで頑張って下さい！ (2023年3月28日 13時) (レス) id: 0038598c48 (このIDを非表示/違反報告)
あわ(プロフ) - 透明な夜空さん» コメントありがとうございます！更新滞ってしまって申し訳ないです…。スランプといいますか、なかなか良いアイデアが出てこなくて…。ぼちぼち更新再開しようかなと思います！モチベの上がるコメント嬉しいです！ (2023年3月27日 12時) (レス) id: a26e70e8e6 (このIDを非表示/違反報告)
あわ(プロフ) - みはさん» コメントありがとうございます！返信遅くなりすみません…！だいすきと言ってもらえて嬉しいです、私も読者の皆様がだいすきです！！更新は遅いですが、よければ他作品もお願いします！ (2023年3月27日 12時) (レス) id: a26e70e8e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あわ | 作成日時：2021年12月9日 23時
