医者と薬剤師04 -一索・チィー- ページ48
一索さんは激しく頭をかきむしったあと私を見た
すると無表情のままベッドに上がり込んだ
チィー「あんた何してるの？」
一索「湯たんぽですけどなにか？
Aさん、僕が温めてあげますよ。」
優しく微笑んだあと私を体を密着させながら
前からぎゅっと抱きしめた
チィー「恥ずかしくないわけ？」
一索「そっくりそのままお返ししますよ。
不愉快なんで顔見せないでもらいます？」
チィー「ははっ、そっくりそのままお返しするわ。」
男の人2人に密着される状況に緊張と恥ずかしさでドキドキするはずなのに
私越しにケンカするものだから居心地悪くて仕方なかった
一索「そうだ。今度僕に診させて下さい。
月経の痛みは危険な病気の可能性があります。」
一索さんがチィーさんの手が触れてない部分のお腹に触れた
チィー「やっぱこの人最低だよAちゃん。」
チィーさんが私を抱き抱えたまま一索さんから離すように後ろに引いた
一索「はい？ただの医療行為ですけど。」
負けずに一索さんは私を引き寄せた
チィー「どうせ触診するんでしょ？」
一索「ええ、勿論です。」
触診…
触診！？
一索「こう見えて僕は上手いんですよ。」
私の頬に触れた
一索「大丈夫です。痛くないように優しくしますから…。」
考えすぎかと思うが頬を滑る指先の動きに
何か意味がありそうに感じてしまい想像して顔が火照り出す
チィー「俺も医者になればよかった…。」
一索「あなたみたいな私欲まみれのクズには無理ですよ。」
チィー「Aちゃん俺がいい薬作って治してあげるから
絶対こいつに診察させちゃダメだよ！
大事なとこ見せるのは俺だけにして！」
一索「何を言っているのですか？薬剤師が聞いて呆れる。
僕は医療行為、あなたのはただの性行為。
最低なのはどっちですか？」
チィー「医療行為とか言って絶対変なことする癖に！」
一索「心外ですね。あなたとは違うんですよ。」
チィー「とか言ってあんなことやこんな事で頭いっぱいなくせに。
あー、ヤダヤダ。このむっつり医者。」
一索「いい加減その口閉じないと殺しますよ？」
チィー「あんたがここからいなくなれば解決するさ。」
一索「あなたこそいい加減自分のとこ帰ったらどうですか？」
止まない口喧嘩
一索「Aさんを治すのは僕だ。」
チィー「いや、Aちゃんを治すの俺だね。」
翁先生…
あなたは一体どこへ行ってしまったのでしょうか…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 56人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カノ(プロフ) - 溺愛アリスさん» ゆっくり焦らず自分のペースでいきましょうね♪最近インフルエンザ流行ってるので気を付けてね♪ (2020年1月19日 2時) (
レス) id: ef6e1bd13e (このIDを非表示/違反報告)
溺愛アリス(プロフ) - カノさん» ありがとうございます！ゆるくがんばります！ (2020年1月19日 0時) (レス) id: 8294b318af (このIDを非表示/違反報告)
カノ(プロフ) - 溺愛アリスさん» ゆっくり焦らず自分のペースで無理せず頑張ってください♪応援してます♪ (2020年1月18日 2時) (レス) id: ef6e1bd13e (このIDを非表示/違反報告)
ジューゴ - 溺愛アリスさん、焦らず頑張っていってくださいね！ (2020年1月11日 9時) (レス) id: af0c7c5178 (このIDを非表示/違反報告)
溺愛アリス(プロフ) - ジューゴさん» 最近全く書けていないのですがぼちぼち頑張ろうと思います。ありがとうございます！期待にこたえられるようなもの書けるように願います。 (2020年1月11日 1時) (レス) id: 8294b318af (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：溺愛アリス | 作成日時：2019年8月2日 2時
