写真01 -レオン・ファイブルク- ページ29
またうちの署長ときたらニヤニヤしながらファイルを眺めている
時に写真に触れながら嬉しそうに楽しそうに
男の性なのだろうが女の私には理解しかねる
私は大きなため息をついたあと意を決して声をかけた
A「レオン署長!」
レオン「あっ!A君!」
私に気づいたレオン署長は急いでファイルを引き出しに隠した
レオン「何か僕に用ですか?」
A「このおっ○い星人…。」
レオン「え?何ですか?」
A「別に…。」
レオン署長は実におっ○いが好きだ
大きいおっ○いが好きだ
本人は恥ずかしげもなく公言しているので周知の事実なのだが
誰よりもそばでこの人を見続けていた秘書の私は知っている
女の人と会う時まともに顔なんて見やしない
胸ばっか見ている
おまけに盗撮もしている
そんなおっ○い星人な署長の癖に私の胸にはからっきし興味無いようで
胸なんか一切見ずに視線を合わせて来る
それが逆に腹が立つのだ
どうせ署長が好む豊満なものは持ち合わせていませんよ
別に私が貧乳だから僻んでいるわけじゃない
ただ女としてムカつくだけ
レオン「そうだ!A君にお菓子を買ってきたのでした!」
不機嫌な私に焦ったのかご機嫌取りを始めた
レオン「ささ!僕の椅子に座って!」
誘導されついさっきまで座っていて署長の体温に温められた
ふかふかの椅子に座らされた
レオン「A君は紅茶がいいですか?」
A「なんでもいいです。」
レオン「僕が美味しいの入れてあげますからね!
ちょっと待っていてください!」
いそいそと私に入れる紅茶の準備をしていた
まあたまにはこんなのもいいよね
日頃の鬱憤が溜まっていたのか今日はなんだか腹が立って仕方ないのだ
ふと机に目をやると引き出しから紙が出ていた
気になった私は無意識にそれを引っ張った
「カチャ」
噛んでしまっているのか引き出しが音を立てた
レオン「どうかしましたか?」
「バサバサバサ」
強く引っ張ったせいで大きな音を立ててその引き出しから
先程署長が握っていたであろうファイルと大量の写真が溢れ出て来た
写真02 -レオン・ファイブルク-→← めんどうな君が好き03 -悟空猿門-
56人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カノ(プロフ) - 溺愛アリスさん» ゆっくり焦らず自分のペースでいきましょうね♪最近インフルエンザ流行ってるので気を付けてね♪ (2020年1月19日 2時) (レス) id: ef6e1bd13e (このIDを非表示/違反報告)
溺愛アリス(プロフ) - カノさん» ありがとうございます!ゆるくがんばります! (2020年1月19日 0時) (レス) id: 8294b318af (このIDを非表示/違反報告)
カノ(プロフ) - 溺愛アリスさん» ゆっくり焦らず自分のペースで無理せず頑張ってください♪応援してます♪ (2020年1月18日 2時) (レス) id: ef6e1bd13e (このIDを非表示/違反報告)
ジューゴ - 溺愛アリスさん、焦らず頑張っていってくださいね! (2020年1月11日 9時) (レス) id: af0c7c5178 (このIDを非表示/違反報告)
溺愛アリス(プロフ) - ジューゴさん» 最近全く書けていないのですがぼちぼち頑張ろうと思います。ありがとうございます!期待にこたえられるようなもの書けるように願います。 (2020年1月11日 1時) (レス) id: 8294b318af (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:溺愛アリス | 作成日時:2019年8月2日 2時