彼がストーカーに成り果てるまで04 -一声三鶴- ページ16
三鶴「こうしてる間もAちゃんといられるじゃない。
俺のソウルメイトのハジメとAちゃんと
バカやってるのが俺ちゃんの幸せなのよん。」
一「仕事しろよ…。」
何故か一声部長の言葉に胸を打たれてしまった
一声部長はいつも楽しそうだ
本当に仕事してるのかわからないけど何時だって笑顔だ
私なんて仕事中に幸せなんて思った事一度もないのに
三鶴「Aちゃん、笑ってよ。」
一声部長が私に手を伸ばす
三鶴「Aちゃんを笑わせるまで俺は引き下がらないよ。」
A「何で…。」
私にそこまで執着する理由
今度こそ教えてくれるだろうか
三鶴「もう！何度も言わせないでよ！
Aちゃんが好きだからよ！キャッ！」
一「こんな時もふざけんのかよ…。」
三鶴「何よ！
あたしふざけてないわよ！
好きな人には笑って欲しいなんてあたり前田のクラッカーじゃない！」
またキジ主任の真似を…
そう言えば私あまり職場で笑ったこと無かったな
新人の頃は仕事覚えるのでいっぱいいっぱい
慣れてきたと思えば増える仕事
後輩も出来てそっちのサポートもしなくてはいけない
飲み会でさえ一人でポテトを貪っていた
あの時にひとりぼっちの私の所へ来たのは一声部長の優しさだったのかな
三鶴「Aちゃん、俺の手を取って。」
その手を掴んでしまったら一声部長の気持ちを
受け入れてしまったことになるような気がした
三鶴「大丈夫、怖くないよ。」
正直怖い
私の運命が変わってしまう気がする
でもどこかで手を掴んでしまいたい気持ちもある
三鶴「おいでAちゃん。」
でもやっぱり怖い
最後の一歩で勇気が出ない
すると一声部長は両手を広げた
三鶴「飛び込んで来いA！」
まるで何かのスイッチが入ったかのように私の体が動き出した
気が付けば勢いよく踏み込み一声部長の腕の中に飛び込んでいた
本当は望んでいたのかもしれない
彼にめちゃくちゃにされるぶっ飛んだ日常を
バカでくだらないてしょうもなくて何も残らないただ楽しいだけの日々を
三鶴「いやーん！こんなとこで襲うなんてダ·イ·タ·ン♪」
勢い余って一声部長を押し倒してしまった
でもこれでいい
このスピードに乗って私は変わるんだ！
一「乗せられやがって…。」
…。
双六主任の言葉で目が覚めた
脳内のアドレナリンが一気に消滅してゆく
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溺愛アリス(プロフ) - 楓さん» 喜んでいただけて良かったです！他の方からもリクエストを受けていてそちらが10の方で大分お待ちいただくようになるかと思いますが更新します。そちらの方もよろしくお願いします！ (2019年2月2日 13時) (
レス) id: 7c1307ef69 (このIDを非表示/違反報告)
楓 - 一条兎万兎来たー！この日を待ちわびていました！ありがとうございます！やったー！ (2019年2月2日 8時) (レス) id: af0f7febd7 (このIDを非表示/違反報告)
博麗霊夢 - いえいえ、大丈夫ですよ頑張ってください (2019年1月26日 16時) (レス) id: 9cf44a6a4f (このIDを非表示/違反報告)
溺愛アリス(プロフ) - 博麗霊夢さん» お久しぶりです。いつもありがとうございます！リクエスト承ります！が、ご存知の通りリクエストがたんまり溜まっていて大変お待たせしてしまいます。申し訳ないですがよろしくお願いします。 (2019年1月24日 21時) (レス) id: 7c1307ef69 (このIDを非表示/違反報告)
博麗霊夢 - 溺愛アリスさんお久しぶりです。リクで、一角の話をお願いします。 (2019年1月23日 23時) (レス) id: 9cf44a6a4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：溺愛アリス | 作成日時：2018年8月8日 18時
