君の言いなり03 -七夕星太郎- ページ34
しまった…
「好き」という言葉に反応してしまった
「立派な大人」と宣言したばかりだと言うのに
再び僕の顔は沸騰しそうな程赤くなってしまう
A「星太郎赤くなってるぅ！」
星太郎「ちが！これは…。」
からかわれてるだけなのに！
僕のバカバカ！
A「星太郎パイセンキャワウィー！」
さっき「可愛くない」って言ったばかりじゃん！
もう何なの！
僕で遊ばないで！
これ以上僕をからかったら許さないんだから！
たまには僕だってビシッと言ってやる！
星太郎「Aさん！
軽々しく「好き」とか言ったらいい加減僕も怒りますよ！」
声を張り上げて言ってやった
逆切れなんて怖くない！はず…
僕は怯まない！
負けない！
熱い気持ちに燃える僕とは反対にAさんはと言うとポカーンとしていた
え、何これ
何この表情
僕の気持ちが全く響いてない？
それとも引いちゃってる？
そもそも聞いてないとか？
残念なことに全部有り得る
A「パイセーン。」
僕にとっては長い沈黙のあと珍しく普通のテンションで話しかけてきた
またもや拍子抜けしてしまい僕の戦意も削がれてしまった
星太郎「何ですか…。」
Aさんはニヤリと笑った
そして僕に歩み寄る
何これわかんない
いつも以上にAさんの行動が読めない
緊張で強ばる僕の肩に手を置いた
そして僕の耳に口を寄せる
A「そのままの意味に捉えてくれていいっすよ。」
小さな声で囁き頬に触れるようにキスをした
A「さ、一服してから仕事すっか。」
僕に背を向けてAさんは去って行く
A「星太郎、今朝の資料私の机の上に置いといて。」
いつも通り先輩の僕をこき使い
A「お茶菓子も置いとけよ。
私の好きなやつわかってんだろ？」
自由気ままに伸びをして
A「それと今度告白の返事聞いてやるから
私を感動させるような愛のあるセリフ考えてこいよな。」
無茶苦茶な事言って
A「わかったな星太郎。」
振り返った無邪気な笑顔が愛おしくて
星太郎「お任せください。」
君には一生勝てそうにない
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溺愛アリス(プロフ) - 乃絵琉さん» ありがとうございます！他の方からも続編のリクエストを頂いていてお時間頂きますが更新予定です。しばらくお待ちくださいね！ (2019年1月2日 10時) (
レス) id: 7c1307ef69 (このIDを非表示/違反報告)
乃絵琉(プロフ) - 命の賭け事、是非続きが見たいです (2019年1月2日 4時) (レス) id: 4feb3eead2 (このIDを非表示/違反報告)
マリぽん - お忙しいところすみません。いつでもいいのでよろしくお願いします!!後出来れば武蔵くんとのお話続編もよろしくお願いします。楽しみに待ってます!! (2018年10月25日 23時) (レス) id: f1fc3b7b47 (このIDを非表示/違反報告)
マリぽん - お久しぶりです！こんばんは！リクエストよろしいでしょうか？冥くんとのお話を書いて頂きたいです！みんなの前だと喧嘩ばっかりしているのに二人っきりになるとラブラブになる感じで...世にいうバカップルを書いていただきたいです！よろしくお願いします!! (2018年10月25日 23時) (レス) id: f1fc3b7b47 (このIDを非表示/違反報告)
溺愛アリス(プロフ) - 夢ゆめさん» 季節外れなネタですいませんが無事出来ました。またお願いします。 (2018年8月26日 22時) (レス) id: 7c1307ef69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：溺愛アリス | 作成日時：2018年6月20日 16時
