【ナンバカ】短編恋愛集03 (ページ19)

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囚人達の逆襲02　-13舎編- ページ19

A｢主任はどうした。｣

ウノ｢一番厄介だから地下牢にぶっ込んでやった。｣

なんてことを

ニコ｢大和ちゃんはこないだチィーのおじさんに
　もらった睡眠薬飲ませたら全然起きないの。
　疲れてたんだね。｣

夜勤の上アホみたいに筋トレしてたからな

ロック｢星太郎は12房に入れたけど
　泣いてうるせえから置いてきたんだ。｣

可哀想に…
シロにパンと牛乳でももらって食べさせてやろう

A｢で…お前らの目的は何だ。｣

ジューゴ｢だから今までの御礼を…。｣

A｢お前はしゃべんな！｣

ウノ｢ハハッ！俺が説明してやるさ。
　それはずばり！｣

ゴクリ

ウノ｢今までの御｣

バキッ

私の拳が11番の顔面にめり込んだ

ウノ｢いってえ！俺のイケメンがー！｣

ロック｢おいおい大丈夫かよ。
　 A、いくらなんでもやりすぎだ。｣

ニコ｢Aちゃん！そんなことするとお仕置きだよ！｣

ガシャン

手錠かけられた…

ウノ｢ざまあ！これで俺らに手出しできまい！｣

ジューゴ｢これでたっぷり今までの御礼してやれるぜ！｣

A｢カッコつけるなポンコツ。｣

何でこうなったのか…
でもこいつらに囚われてしまった以上受け入れるしかない

主任は厳重な鍵の管理がしてある地下牢
あの大和と星太郎じゃあてにならん

はあ…

ニコ｢暇だねー。今日は何して遊ぼうか。｣

A｢遊ばねえよ！仕事だ。作業場連れてけ。｣

ウノ｢まじかよ！真面目か！｣

A｢囚人なんだから当たり前だろ！｣

ロック｢だったら5舎鍛錬場行って手合わせしろよ。｣

5舎か…

ウノ｢あそこはダメだ。
　裏切り者が出てめんどくさい事になってるらしい。｣

何があったんだ！
裏切りの5舎とはこの事か

ニコ｢因みに3舎はバッチリ成功して
　今は受付のお姉さんを捕まえに行ってるんだって。｣

お姉さん投獄してあんなことやこんなことする気か…
さすがだ

ロック｢じゃあ…どうするか…。｣