先輩と同期と彼氏02 -双六一- ページ2
ハジメを見ると冷たい目をされた
ハジメ｢何が楽しくてお前らと飲まなきゃいけねえんだ。｣
ノリ悪っ
三鶴｢ハージーメぇー！ひーどーいー！｣
兎万兎｢俺だってお前来たら楽しくねえわ！｣
A｢なんでそんな事言うの！いいじゃーん！｣
ハジメ｢うるせえ！｣
私、みっちゃん、うさぴょんの順に頭にげんこつを食らった
痛い…
兎万兎｢てめえ！俺様は先輩だぞ！｣
ハジメ｢黙れウサギ野郎！｣
先輩にまで容赦ないんだから…
A｢彼女に手上げるなんて酷い！
もういいよ！
ハジメ抜きで行こう！｣
大人気ないんだから！
ハジメ｢お前も行くな。｣
A｢はあ！？｣
三鶴｢あら。ハジメちゃん嫉妬ー？束縛ー？｣
ハジメは小さく舌打ちした
ハジメ｢ちげえよ。
これ以上Aがバカになったら誰が面倒みるんだ。｣
兎万兎｢俺らのバカが感染るみたいな言い方しやがって！｣
ハジメ｢バカだろ。
ただでさえバカなのに3人集まったら最悪だ。｣
さっきから何でそんなに機嫌悪いの？
出かける時は普通だったのに
ハジメ｢A、お前も早く自分のとこ帰れ。｣
ドアを閉めて行ってしまった
しらけるわ
兎万兎｢何なんだよあいつ！相変わらず腹立つ野郎だぜ！｣
三鶴｢ハジメったらノリ悪ーい！｣
A｢つまんないヤツだよハジメは！
ほっといて3人で行こう！｣
再び勢いよくドアが開いた
ハジメ｢絶対行くなよ？｣
私を睨んだ後ドアが閉まった
聞いてたんかい…
兎万兎｢油断も隙もねえ奴…。｣
私は2人を引き寄せて肩を組み小さい声で言った
A｢ねえ、今日の夜どう？｣
三鶴｢俺ちゃんはいいけどAちゃん大丈夫なのぉ？｣
みっちゃんが心配そうにしていた
さすがソウルメイト
ハジメの怖さをよくご存知で
A｢いいのいいの。急に夜勤になったとか言っておく。｣
兎万兎｢さすがA！｣
A｢だって久し振りに会えたんだし話したいじゃん！
あんなノリ悪いハジメなんて知らない！｣
三鶴｢Aちゃんがそう言うなら今夜はパーッとやりますかぁ！｣
A｢イエーイ！｣
兎万兎｢飲むぞぉー！｣
三鶴「フゥー！」
キジ｢あんた達うるさい！｣
またまた勢いよく開いたドアの向こうにキジ姉さんがいた
キジ｢あら、珍しいわね。バカトリオ揃うなんて。｣
キジ姉さんとも久し振りなのにこの言われ様…
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作者名：溺愛アリス | 作成日時：2017年5月18日 0時
