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「あの！ちょっと！」
「そもそもツムが朝に母ちゃんの機嫌損ねさしたから弁当のデザート無かったんやろがい！！」
「俺一人の責任とちゃいます〜〜今朝食器下げんで学校行ったの誰ですかァ〜〜！！！」
「喧しいわ昨日食器下げんで学校行ったのは誰やねんこのクソブターーーーーーーーッッッ！！！」
「 ッ、みやくん！！！！！！！！！！！！！！ 」
自分でも今まで出したことないくらいの大きな声が出た。
辺りが一気にしんと静まって、時が止まったかなと思うくらいのものだった。いや本当に自分でもびっくり。声うわずりすぎて最後の方掠れたもん。
ギャラリー＋宮兄弟はというと、･･･まあ当たり前なんだけど、目を丸くして私のことを凝視してる。でも絶対私悪くないし、そもそも巻き込まれた側だし、何より、そうだ！
「ここは！食堂です！」
効果音をつけるとしたら大太鼓でドドン。ついでに背景はあのよく見る荒波にしてほしい。それ以外もう何も考えないことにした。私は私の昼休みを守るために言うべきことを言おう。
きつねうどんが冷める前に。
「喧嘩は！外で！やってください！」
その言葉を最後に、私以外の全員がピクリとも動かない中、私は大急ぎでうどんの乗ったおぼんを注意深く持ち上げ、その場から走り去った。幸い、食堂で買ったからといって食堂で食べなければいけないという決まりはなかったため、わざわざ教室まで持って行って食べることにする。
このあと宮くんと顔合わせるのかなり気まずいな。
席に着きつつそんなことを思いながらも絶えずうどんを吸い続けた。
うどんはいついかなるときでも美味しいから不思議だ。
「何でA教室でうどん食べとんの」
「ちょっと色々やらかしてしまって」
「何してきたん･･･」
クラスメイトに怪しまれながらも無事におあげまで綺麗に完食し、おつゆも半分まで飲んだあたりでふと気付く。
このおぼんとお椀を食堂まで返しに行かねばならないということに。
いやいや流石にもう先刻の出来事で二人ともとっくに昼練に行ってるだろうし、私が食堂に戻ったところで注目するのは･･･その他ギャラリーの方々くらいか。
そう考えると気が軽いような重いような。しかし授業をおぼんとお椀を持ちながら受けるわけにはいかない。確実に一歩一歩食堂へと歩を進めていた。
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シノメ(プロフ) - REOさん» 本当ですか！？ありがとうございます！（；；）侑くん格好良いですよね...おかげで妄想が進みます（笑）先刻二部を公開しましたので、是非ご覧下さい！ (2019年9月21日 16時) (
レス) id: 56e895e066 (このIDを非表示/違反報告)
REO - すみません、めっちゃおもしろいです！あと侑がイケメンです！続きまってます！ (2019年9月20日 18時) (レス) id: ae6187a256 (このIDを非表示/違反報告)
シノメ(プロフ) - 來さん» 嬉しいです！ありがとうございます...！おそらく二部公開は今週末になりそうです！長い間お待たせして申し訳ありませんが、もう少し待っていてくださいね！ (2019年9月17日 17時) (レス) id: 56e895e066 (このIDを非表示/違反報告)
來(プロフ) - キャラクターが可愛い！！もうそれしか言えないです。夢主ちゃんも人間味があってとても素敵でした！二部も楽しみにしています、頑張ってください！！ (2019年9月15日 22時) (レス) id: 5f382bf3f2 (このIDを非表示/違反報告)
シノメ(プロフ) - 神夜神美さん» ありがとうございます…！評価をしてくださるだけでもとっても嬉しいです！更新を頑張る糧になりました！完結まで頑張ります！ (2019年9月9日 19時) (レス) id: 56e895e066 (このIDを非表示/違反報告)
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