ep.79【JM】 ページ29
.
「ここが屋上です。」
「あ、ありがとうございます。。。」
エレベーターの中では一言も話さなくて、、
お互い、ものすごく他人行儀、、。
そりゃ、そーだよな、、。
屋上に付いて、鉄の塀から下を見下ろす。
人々はアリの様に小さくて、ここが物凄く高い所なんだと知った。
何故かそのままヌナも居て、辺りはシーンと静まりかえる。
" 迷ったら困るから "と、ヌナが木のベンチに自ら座った。
きっとヌナは僕が戻る時の事を心配してくれたのだろう。
どこまでも優しい人。
放っておいてくれても良かったのに、、、。
少し距離を開けて、ベンチに自分も腰掛けて、
「昨日は、、ごめんなさい。」
身勝手な行動を謝った。
「え？」
「急に来て、、一方的に気持ちを伝えたから、、ビックリしましたよね。」
「あ、うん。本当にビックリした。ははは。」
乾いたように笑ったヌナに視線を向ける。
「久しぶりなんだ。恋愛をするのが。。
だから、、ヌナの気持ちも考えずに、、。
あんな行動をしてしまって、、反省してます、、。」
僕の言葉にヌナはクスッと笑った。
「本当にビックリしたのよ。話そうと思ったら直ぐに帰っちゃうし、、」
「すみません。急に恥ずかしくなって、、」
ははっと笑って俯く。
またシーンと張り詰めた空気が流れた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 410人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
chapi(プロフ) - sakuraさん» いいえ！作者自身、実はピンク髪のジミンが1番好きです！しかし今回は主人公とその友達が年上女性という設定と若いアイドルに免疫がないという事を考え、そういった表現をさせていただきました。分かりにくい文脈で申し訳ありません。日々、勉強です。 (2021年1月19日 19時) (
レス) id: 926878a13a (このIDを非表示/違反報告)
sakura - 文脈から見てジミンの髪の毛がピンクなの気に入らないんですか？ (2021年1月19日 17時) (レス) id: 454a337561 (このIDを非表示/違反報告)
chapi(プロフ) - hirotdmさん» わわわ！嬉しいお言葉ありがとうございます！そうなんです。幸せな生活を送っていた主人公がジミンちゃんに出会ってしまったんです。これからこの3人がどうなっていくのか...。はい！更新頑張りますので最後まで宜しくお願い申し上げます。 (2020年11月6日 10時) (レス) id: 3ce6626dcc (このIDを非表示/違反報告)
hirotdm(プロフ) - ここまで一気読みして参りました。続きが気になって仕方ありません！ジミンちゃんの背中を押してあげたい気持ちと、主人公ちゃんと婚約者さんの安定の心地よさを支持したい気持ちと…。更新楽しみに待っております！ (2020年11月5日 3時) (レス) id: 8f4604881a (このIDを非表示/違反報告)
chapi(プロフ) - ひーちゃんさん» きゃー！嬉しいお言葉本当に感謝です！ありがとうございます！頑張ります！ (2020年8月15日 23時) (レス) id: 3ce6626dcc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：chapi
| 作成日時：2020年7月10日 22時
