ep.67 ページ17
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PM5:00
お客さんの数も緩和され落ち着いついてきた頃、私は休憩を取った。
後輩に周りの偵察に行ってくると告げ、売場から離れる。
広いワンフロアのロビーの1番端のお店。
マゼンタ色をした香水の香りが気になって、テイスティングしていると、後ろから小さく肩をトントンと叩かれた。
誰だろう？
後ろを振り返る。
「 ｼﾞﾐｯｯ 」
その瞬間、
人差し指を唇に添えて、シッと合図を送る。
大きな声が出そうになって、慌てて自分も両手で口を抑えた。
" ｼﾞﾐﾝ君！？ "
って、心の中で叫ぶ。
キャップ帽を深く被ってマスクをしていても、、分かる。
垂れ目になった彼に、あたふたして辺りを見渡した。
AMOREのロゴマークが書かれた紙袋をさげた女の子達がこちらに近づいてくる。
まずい、、。このままだとバレちゃう。
彼の腕を掴んで " ここに居たら目立っちゃう" と、
小声で言って、従業員専用の扉を開けて、
非常階段へと向かった。
扉がガチャリと音を立てて閉じる。
「ヌナ、腕、、痛い。(笑)」
「あっ、ごめん。」
クルッとｼﾞﾐﾝ君の方を向いて、掴んでいた手をパッと離した。
「どうして、ここに？今日は若い女の子達で
溢れかえってるんだよ(汗)」
気づかれたりでもしたら、、
店内がパニック状態になる。
未だに心臓がバクバクしていて、、煩かった。
気づかれてないよね。
指先を歯で噛んで、1人で、あたふたしてるいると、、
そんな私の様子を見て、くすっと笑った。
笑ってる場合じゃないのよー。と、心で叫んで、
私は、これでもかっ。って、言わんばかりに
目を丸くさせた。
「ビックリしましたよね、ごめんなさい。。。
でも会いたかったんです。。」
彼がボソっと発した言葉に。。
耳を疑う。。
えっ。
いま、、なんて、、、？？
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chapi(プロフ) - sakuraさん» いいえ！作者自身、実はピンク髪のジミンが1番好きです！しかし今回は主人公とその友達が年上女性という設定と若いアイドルに免疫がないという事を考え、そういった表現をさせていただきました。分かりにくい文脈で申し訳ありません。日々、勉強です。 (2021年1月19日 19時) (
レス) id: 926878a13a (このIDを非表示/違反報告)
sakura - 文脈から見てジミンの髪の毛がピンクなの気に入らないんですか？ (2021年1月19日 17時) (レス) id: 454a337561 (このIDを非表示/違反報告)
chapi(プロフ) - hirotdmさん» わわわ！嬉しいお言葉ありがとうございます！そうなんです。幸せな生活を送っていた主人公がジミンちゃんに出会ってしまったんです。これからこの3人がどうなっていくのか...。はい！更新頑張りますので最後まで宜しくお願い申し上げます。 (2020年11月6日 10時) (レス) id: 3ce6626dcc (このIDを非表示/違反報告)
hirotdm(プロフ) - ここまで一気読みして参りました。続きが気になって仕方ありません！ジミンちゃんの背中を押してあげたい気持ちと、主人公ちゃんと婚約者さんの安定の心地よさを支持したい気持ちと…。更新楽しみに待っております！ (2020年11月5日 3時) (レス) id: 8f4604881a (このIDを非表示/違反報告)
chapi(プロフ) - ひーちゃんさん» きゃー！嬉しいお言葉本当に感謝です！ありがとうございます！頑張ります！ (2020年8月15日 23時) (レス) id: 3ce6626dcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chapi
| 作成日時：2020年7月10日 22時
