depletion_【第二章】 (ページ17)

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『わたしのことは気にしないでいいから。
ちゃんとおばさんに会ってきてね。』

ヌナは駅前のビジネスホテルに部屋を取っていた｡

あの人に負担をかけるかもしれないからとここで待ってるとゆうヌナ。

もちろんあの人とヌナを会わせるつもりなんてなかったけど。

一緒に来てもらったことも、あの人の身体を気遣うヌナにも、ただ申し訳がなかった。

「うん。じゃあ行ってくる。」

とにかく、病院に行けばけりがつくはずだと
気を取り直して病院へ向かうことにした。

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「もしもし。何号室なの？
え... ああ... わかった。」

とりあえずこっちに着いたことと病室を聞くためにヒョンに連絡すると、家の玄関に大事な書類を忘れたから取ってきてほしいと頼まれた。

「ジョングク、待ってたよ。
リラちゃんとは... 会えたのか？」

家に入ると父さんが居て、

どうしてそんなことを聞くのか...
驚いてる俺に、父さんは続けた。

「お前があの大学を選んだ理由はわかっている。

あの子の居場所を知ったからだろう。」

なんで... ヌナの居場所を知ってた？

この人たちはいったい、

ヌナをどうしたいってゆうんだろうか。

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