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「クォン リラさん。」
後ろから呼ばれて、振り返ると、
『は、はいっ！クォンリラです！』
そこに立っていたのはずっと憧れていた先輩。
「ふふ。元気ね。
私は4年のユン ソヒと言います。
実はあなたにお願いしたい事があって声をか
けさせてもらったの。」
ソヒ先輩はこの大学でとても有名な人だ。
トップクラスの成績のうえに、すごい美人。
私がこの大学に決めたのは、ソヒ先輩との運命
の出会いがあったからだった｡
「大学のパンフレットなんだけどね。
この大学は学生で制作してるの。知ってる？｣
『はい、わたしはそのパンフレットを見て、
この大学に入りたいと思ったんです！』
高3の夏、この大学のパンフレットを見たとき
の胸の高鳴りは今も覚えてる。
パンフレットだとゆうのに、そこに写っている
人達はみんな、とても輝いて見えた。
その中でも特に、ソヒ先輩が写っていたページ｡
ただ綺麗なだけではなくて、凛として強くて...
そんな姿に、一瞬で心をつかまれた。
夢中になって読んで、インタビューには、なぜ
この大学を選んだのか、三年間この大学で何を
して来たのか詳しく書かれていた。
" わたしもこんなふうになれるかな？"
そんな淡い希望を抱いた。
「そう、じゃあ話しは早いわ、あなたに出て欲
しいとお願いしに来たの。」
『えっ！！ ほんとですか？！ ぜ... 』
うれしさのあまり、二つ返事をしようとした
瞬間、過った。
『あの... すこしだけ考えさせてくれませんか?』
ジミンの顔が。
「そうよね。でもいい返事を待ってるからね｡」
すごくやりたい。
だけど話さないと...ね。
ジミンの元へ向かう脚は不安からだろうか、
なぜか重かった。
ジミン、
賛成 してくれるよね？
．
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sayu_(プロフ) - hirotdmさん» hirotdmさん、素敵なコメントありがとうございます！作者、とても嬉しいです！微力ながら少しでもいいお話になるよう頑張りますね。 (2020年9月22日 19時) (
レス) id: 70f7b238b7 (このIDを非表示/違反報告)
sayu_(プロフ) - ありがとうございました。 (2020年5月31日 21時) (レス) id: 70f7b238b7 (このIDを非表示/違反報告)
sayu_(プロフ) - お気に入りに登録、ありがとうございます！ (2020年5月10日 1時) (レス) id: 70f7b238b7 (このIDを非表示/違反報告)
sayu_(プロフ) - たくさんの方に読んで頂けてほんとに嬉しいです！これからも頑張ります！！ (2020年4月2日 20時) (レス) id: 70f7b238b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sayu_ | 作成日時：2020年1月30日 16時
