〜再会〜川村壱馬 (ページ12)

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気持ちページ12

「えっ！！嘘やん！川村が！？」

壱馬が帰った後、親友のリナと会う約束をしていた

リナも小学校からの幼なじみで、壱馬のこともよく知っている

「ちょ、声大きい！」

「だって！今まで全く連絡もなしで、帰ってもけーへんかったのに！なんで急に！？」

リナが驚くのも仕方ない。

何度もリナに相談に乗ってもらったし、泣いてしまうこともあった。

散々心配をかけてしまっていた。

「私に会う為、、って」

「はー！なにそれ！遅すぎるわ！」

リナは少し怒っていたけど、また私たちが再会できた
と知って、どこか嬉しそうな顔をしていた。

「それで？泊まったってことはー？ヤッ」

「ヤッてないから！！もう！すぐそんなこと考える」

リナが何を言うかすぐに分かった私はリナの言葉を遮るように否定した。

「なーんや(笑)この歳になったらそういうことするのって普通やと思ってた(笑)」

「いやいや、普通じゃないよ！、、付き合ってもないんやから、、」

自分で言って虚しくなる。

「Aはいつ気持ち伝えるん？ずっと好きやのにこのまま幼なじみでええの？」

リナの言葉が胸に刺さる。