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それから少しして、私たちの家となるマンションに到着した。高校が、家からよりも近い距離になる、とてもいい立地だ。それに、見上げると首が痛くなるくらいたの高層マンションで、十年間家賃を保証してもらうなんて本当にいいのだろうかと心配になってくる。
親御さんたちも合流したところで、部屋番号を告げられる。どうやら、私たちの部屋は7階らしい。なぜ先に部屋番号を？と思ったけれど、エレベーターの広さの関係だそうだ。先に�霤弔気鵑隼笋隼笋領梢討�乗ったあと、重岡さん神山さん家族が乗ることとなった。
「Aさんはお料理とかされるんですか？」
「それが、全然したことなくて…。政府通知が来る数日前からちょこちょことやってはみたんですけど…」
「…上手くいきませんでしたか？」
「そうですね…」
やっぱりと笑う�霤弔気鵑里気辰僂蠅箸靴疹亟蕕�若干刺さる。
「私も最初は全く料理できなかったんですけど、地道に努力していったらめちゃめちゃできるようになったので、Aさんもきっと大丈夫です！大毅くんと智洋くんも優しいのできっとお手伝いしてくれますよ」
その言葉に、「そう、ですよね」なんて少し返事を濁してしまった。料理が上達する自信はないけど、あの二人とならきっと大丈夫、そんな感情がふつふつと湧き出てきた。
重岡さん神山さんご家族も到着したところで、�霤弔気鵑�部屋へと案内してくれる。こちらです、と示した部屋は、扉からしていかにも豪華だ。胸を高鳴らせながらその扉が開くと、綺麗な内装が目に入る。
リビングにアイランドキッチン、テレビやお風呂…三人で生活していくには十分すぎる設備の整い具合であった。
「電気代や光熱費もこちらで保証致しますので問題ありません。流石に毎回の食事を支給するというのは無理がありますので、毎月食事代として五万円支給させていただきます」
「ご、五万円ですか！？」
「ええ、勿論バイトしている方もいらっしゃると思いますし、ご両親からの仕送りもあるとは思いますが……。皆様には安心できる、余裕のある家庭を築いてほしいので」
それが国の方針なんです、胸を張って言う�霤弔気鵑�少し可愛らしくて、思わず笑みがこぼれてしまうのであった。
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ぴの山(プロフ) - ひなさん» ありがとうございます。期待に応えられるように頑張ります…！！ (2021年7月3日 15時) (
レス) id: 8ff15dce38 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - はい！最高です。更新待ってます。頑張ってくださいね (2021年7月2日 21時) (レス) id: eedadeaf95 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの山(プロフ) - ひなさん» 本当にこういう生活ができたら幸せすぎますよね(；；)！！ (2021年7月1日 23時) (レス) id: 8ff15dce38 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - こんな生活、幸せすぎる、、、。 (2021年6月27日 21時) (レス) id: eedadeaf95 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの山(プロフ) - ナナさん» ありがとうございますー！そのことについてはもう少し先のお話で分かるので待っていただけるとと嬉しいです…！モヤモヤさせてしまってすみません…(；；)！ (2021年5月21日 6時) (レス) id: 8ff15dce38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴの山 | 作成日時：2021年5月5日 17時
