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また、守れなかったとはどういうことだろう。私は過去にもこういった嫌がらせを受けて中間さんに助けてもらったのだろうか。
「それもこれも私が悪いから、淳太くんは気にせんといて」
しげの番組続きまでしか見てないから一緒に見よ、中間さんの目の前にあるリモコンを取ろうとすると、手で制された。
「キーコは悪くない」
「いや、私がおらんかったらこんなことにもならんかったし…」
「キーコがおらんかったらとか言わんで。俺たちは八人でジャニーズWESTやから」
八人以外考えられない、そう言いきった神山さんを思い出す。
「ほんまは自分に自信なくて…流星に相談して、自分に自信を持てるように努力しようって決めたんやけど…」
迷惑かけたくない、そんな思いで強がってしまっては本当に大事な場面で迷惑をかけてしまうと忠告してきたマネージャーの方を思い出す。
「でも今日あの人たちの言葉を聞いて、私はジャニーズWESTにいてもいいのかなと思ってしまって」
無理しちゃあかんと微笑んでくれた�霤弔気鵑鮖廚そ个后�
「辞めないって言ったのに、なんか、どうしようもなくて…私がここにいるのが申し訳なくなってきてしまって……」
目からほろほろと涙がこぼれ落ちる。拭っても拭っても溢れるそれを見た中間さんがハンカチを貸してくれた。無理に笑わんでもええからと優しく言ってくれた重岡さんを思い出した。
「でも、あの子たちが言ってたことは、正しくて…ジャニーズWESTが、他とは違う目で、見られて、それが…いいものではない、わけで」
ハンカチが機能しなくなるくらいに泣いて、それでもまだ止まらない。すると中間さんがそっと私の肩を引き寄せて、優しく肩を叩いてくれた。それから一頻り泣いて、ゆっくりと中間さんの胸から離れる。
「…ごめん」
「いや、キーコが俺に弱音吐くの初めてやから…びっくりはしたけど、大丈夫やで」
しんと静まり返った部屋のなか、中間さんが俯く。「俺の方こそ守れんくてごめん」そう呟いて、天井を見上げる。
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るな(プロフ) - もちろんです！これからも応援してます！ (2021年4月28日 23時) (
レス) id: 8624103a6b (このIDを非表示/違反報告)
ぴの山(プロフ) - るなさん» ありがとうございます〜！最後までお付き合いいただけると嬉しいです…！！ (2021年4月28日 21時) (レス) id: 54952e91f1 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - ものすごくストーリーが好きです！何度も読み返してます！毎日更新楽しみにしてます！ (2021年4月28日 18時) (レス) id: 8624103a6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＿＿ | 作成日時：2021年4月10日 18時
