小動物系男子と暮らしています。

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「今日泊めて」があくる日も、そのあくる日も続き、気づけば、彼は我が家に住み着いていた。

どんどん増えていくスニョンの荷物。

でも、「あいつ、彼女と一緒に住むんだって。俺、捨てられた」と泣きつかれたら、無下にはできなかった。

いくら歳が8つも違うからといって、一応性別は男である彼のそんなわがままを許した理由。

それは、彼が住み着いて三日目に言った言葉。


俺、男の子が好きなの。
だから安心して。
絶対変なこと、しないから。




突然の爆弾発言だった。

けれど、彼が放ったその一言は、なぜか喉元をすんなり通って、私は気づけば首を縦に振っていた。

言われてみれば、確かに見た目も中性的で、可愛らしい顔立ちをしている。

ハムスターみたいにキュッと上がった目でよく笑い、よく懐いてきた。
まるでペットでも飼っているかのような気になって、すっかり気を許してしまった。


「ハム太郎、アイスとって」
「え、それやだ。一応人間としての扱いを求めます！」

いっちょまえに抗議しながら、それでも冷凍庫からアイスクリームをとってきてくれる。


夕食後にアイスをかじるのは
冬でもアイスが欠かせない私の習慣。
いつからか、スニョンも一緒に食べるようになって、我が家のアイスの消費量が倍になった。





「はい」
「ありがと」
なかなか素直な可愛い子だ。

「いい子だね〜」
「でしょ。もっと言って」



ソファにもたれてテレビを見ながら、1日の疲れを癒す時間。

お笑い番組に集中していたら、ボフッと衝撃。


前言撤回。飼い主が床に座っているというのに、君はなんでソファにダイブしてるんでしょうね。

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