とくべつあつかい 〜 SEVENTEENがもしも留学生だったら〜

9 : 強化週間 ページ9

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ドギョマがとっても嬉しそうな顔で
「花見いきたい！いく！」と言ってからはや3日。

私はというと、1番年下の寮生であるディノちゃんと
ホシオッパと、激しいトレーニングに励んでいる。


DN「ほら！Aちゃん頑張って！あと30秒キープ！」

HS「A！がんばれ！あとちょっと！」

「もっ、、、もう、、、無理、、、しんど、、、！」


そう、来たる土曜日私はドギョマとの
お花見デートを控えていて。

少しでも可愛くなって、女の子として
ドギョマに意識をしてもらうために、
1週間の強化トレーニング中なのです。

ちなみにホシオッパは最近太ったから
一緒にやりたい、と自主的に参加しています。

JN「A、がんばれぇ〜」

MH「A、姿勢が悪いよ〜う」

ジュニオッパとハオはソファに座って
お菓子を齧りながら応援してくれている。
なんで2人ともそんな細いのよ、、、！

ディノちゃんとの地獄のトレーニングのほかに
むくみやすいらしいスングァン直伝のマッサージ、
スンチョリオッパとジョンハニオッパとミンギュから
スキンケアとメイクのコツを教えてもらって。

さらにはいつもおしゃれなシュアオッパとボノニに
私に似合いそうな洋服選びを手伝ってもらった。

それと、ドギョマはカメラが好きで絶対
お花見にも持っていくだろうから
私もカメラでドギョマを撮りたくて

同じくカメラが好きなウォヌオッパに
撮り方を教えてもらって、さらには
土曜日1日カメラを借してもらえることになった。

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JH「でも、なんで急にメイクを？？
Aはそのまんまでも可愛いじゃん。」

私におすすめの韓国ブランドのファンデを
ぺちぺちと叩き込みながらジョンハニオッパが言う。

MG「乙女の大事な戦いがあるんだよ！土曜日に！」

私に似合うリップの色はどれか
スンチョリオッパと協議していたミンギュがそう言う。

JH「は〜〜〜ん、、、デートか？」

ニヤリと悪そうな顔で笑ったジョンハニオッパ。
やっぱりこの人の勘の鋭さには驚かされる。

恥ずかしいけど開き直ることしかできなくて、
そうだよ、と小さく呟いた。

JH「がんばれよう〜！！！！！」

そう言ってジョンハニオッパは、
私の髪をぐしゃぐしゃに撫で回した。

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こうやって、寮生総動員でデートに向けて
私のために力を貸してくれていて。

本当に優しい人達なんだなと改めて実感する。
私ここでバイトしてよかったなあ。

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