40 : キラキラ ページ40
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慌てて寮から出て、ドギョマの手を離すと
すぐにドギョマが少し拗ねたような声を出した。
DK「なんで離すのぉ！」
ぷりぷりと怒るドギョマは
女の私よりもあざとい気がする。
「えぇ、ごめんごめん(笑)」
なんて言いながら手をもう一度繋ぐ。
ドギョマの手を包み込むように繋いだその手は、
彼の手によって恋人繋ぎに変えられてしまった。
心臓がどきんと高鳴る。
DK「繋ぎ方、こうじゃないと！」
ドギョマが嬉しそうに鼻歌を歌い、
駅に向かってゆっくりと歩き出して
あぁ、私ドギョマの彼女になったんだなって
改めて実感して、感動してしまう。
DK「A、なんでそんなにやけてんのー？」
「えっ私にやけてた！？」
DK「うん、めちゃくちゃかわいくにやけてた！」
ドギョマがまたにこにこと笑いながら
そんなこと言うから。耳が熱くなる。
「もう！可愛いとか、いいから！」
DK「なんで！やだいっぱい言うよ！？
だって僕の彼女が世界で1番可愛いし！」
「も、、、もうやめて、、、」
私が繋いでいない方の手で顔を覆うと、
ドギョマは「너무 귀여워！」と言いながら笑った。
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ぎゅうぎゅうに混み合った電車を降りると
花火大会の会場は大盛り上がりだ。
色とりどりの出店が立ち並び、
たくさんの浴衣を着たカップルや
元気な子供達が楽しそうに歩いている。
その光景を見たドギョマも、
目をキラキラと輝かせて。
DK「うわぁ〜！！！！！何食べよう！！！？
金魚すくいしてみたい！！！！
えっ何あれヨーヨー釣りだって！？！
A何からする！？！！？！」
人一倍大きな声ではしゃぎ出す
ドギョマはまるで5歳児のようだ。
「ほら落ち着いて！出店は逃げないから！
まずはお腹空いたしご飯食べよう！」
そう言って私たちは
人混みの中へと向かっていった。
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作者です！
仕事が忙しくなって更新遅くなってしまいました！
ラストスパートのお祭りシーンです ☺︎
最後まで楽しんでいただければ幸いです〜！◎
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るる(プロフ) - Ketsonさん» 本当だものすごい初歩的ミスしてました、、、失礼しました！！！ありがとうございます変更しました！！！ (2月18日 9時) (
レス) id: cbc0e2a035 (このIDを非表示/違反報告)
Ketson(プロフ) - ヒョンって呼ぶってことは主人公は男の子ですか？ (2月18日 8時) (レス) id: 0107a91e0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るる | 作成日時：2024年2月17日 22時
