38 : もう一回 ページ38
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「まさか、あれ全部嘘だったってこと、、、？」
12人の表情な言葉を思い出すと、
怒りとか呆れを通り越して感動すら覚えてくる。
DK「も〜ほんとにあのヒョンたちは、、、」
ドギョムもがしがしと頭をかきながら
少し拗ねたような表情を浮かべて。
DK「本当はお祭りの日にちゃんと、
ぼくからAに告白しようと思ってたのにな。」
ぽつりとそう呟いた。
「えっ、そうだったの？」
DK「そうだよう！ぼく結構わかりやすく
アピールしてたつもりだったのに、
A全然気付いてない感じだったしさ、、、」
「た、たしかに、、、」
DK「だから、お祭りの日にかっこよく浴衣着て
Aに告白して、男としてみてもらおうって考えてたの！」
「そ、そうだったんだ、、、」
DK「でも、もう彼氏と彼女だもんね？？」
そう言ってずいっと顔を近づけてくるドギョマ。
きらきらと光る瞳がとても綺麗だ。
「、、、、うん。」
そう答えるとドギョマは
私の肩にするっと両腕を回した。
抱きしめられているようで、ドキドキしてしまう。
DK「ね、もう一回キスしたい」
「！？」
突然そんなことを言われてあたふたしてしまう。
私が答える前にドギョムの柔らかい唇が
私の唇に優しく触れた。
ちゅっと軽いリップ音が部屋に響く。
「ちょっ、ドギョマ、」
DK「ん、もいっかい！」
ちゅっ
DK「もっかい！」
ちゅっ
DK「んーーー、もう一回！」
ちゅっ
DK「まだたりないっ」
ちゅっ
返事を返す間もなく、続けざまに
短いキスを何度もされて私の心臓は壊滅寸前だ。
6度目のキスを無理やり手で止めて、
私はドギョマの頭をはたいた。
ケラケラと笑うドギョマはいつもの太陽みたいな笑顔で。
この愛おしくて可愛い人が、私の彼氏になったのか。
そんな奇跡みたいな出来事に、
また少し涙が出そうになった。
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るる(プロフ) - Ketsonさん» 本当だものすごい初歩的ミスしてました、、、失礼しました！！！ありがとうございます変更しました！！！ (2月18日 9時) (
レス) id: cbc0e2a035 (このIDを非表示/違反報告)
Ketson(プロフ) - ヒョンって呼ぶってことは主人公は男の子ですか？ (2月18日 8時) (レス) id: 0107a91e0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るる | 作成日時：2024年2月17日 22時
