33 : 勇気 ページ33
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JH「A、言わなくていいの?」
背中を優しくさすりながらも、
そう聞いてくるジョンハニオッパ。
JS「もしかしたらもう、
会えなくなるかもしれないんだよ?」
もう、会えないかもしれない。
もう会えないなら
なおさらちゃんとこの気持ちを伝えなきゃ。
そうわかっていても心は
なかなか前向きにはなってくれない。
断られたら?
もう二度と会えないかもしれないのに、
最後にドギョマに嫌われてしまったら?
いままで私に向けてくれていた笑顔が
最後の最後で無くなってしまったら?
「こ、こわい」
ぽつりと口から出た言葉。
ドギョマと離れ離れになるのが、
ドギョマに嫌われてしまうのが怖いよ。
JH「告白するのが怖いのは、当たり前じゃんか。」
ジョンハニオッパが私の頭を優しく撫でる。
JH「でも言わなきゃ、絶対後悔すると思わない?」
JS「そうだよ、絶対に後悔すると思うよ。」
SC「そんな後悔、俺はAにしてほしくないな。」
JN「Aなら大丈夫だよ、絶対言えるよ」
WN「大丈夫、大丈夫。」
WZ「俺たちがここまで行ってるんだからさ。」
HS「ほんとだよ、俺たちが嘘ついたことあったか!?」
ホシオッパの言葉に私は横に首を振る。
MG「前も言ったと思うけど、Aは
十分素敵なんだから、もっと自信持っていいんだよ?」
MH「ほんと。僕たちのお墨付きだから。」
VN「、、、がんばれ。」
SG「そもそもAに告白されて
嬉しくない男なんて絶対いないしね!!」
DN「そうそう!絶対喜んでくれるよドギョミヒョンは!」
12人の温かい言葉を受けて、私はゴシゴシと涙を拭った。
そうだ、今はまさに、私が動かなきゃ行けない時なんだ。
前に言われたジョンハニオッパの言葉を思い出す。
拳をグッと握って、私はダイニングを出た。
JH「がんばれ!」
ドアを出た時、ジョンハニオッパの大きな声が聞こえた。
ありがとう、私、頑張る。
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るる(プロフ) - Ketsonさん» 本当だものすごい初歩的ミスしてました、、、失礼しました!!!ありがとうございます変更しました!!! (2月18日 9時) (レス) id: cbc0e2a035 (このIDを非表示/違反報告)
Ketson(プロフ) - ヒョンって呼ぶってことは主人公は男の子ですか? (2月18日 8時) (レス) id: 0107a91e0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るる | 作成日時:2024年2月17日 22時