31 : 夏の思い出 ページ31
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被せられたTシャツは膝が隠れるくらい大きくて。
ドギョマの匂いがしてドキドキする。
ドギョマが私の手を繋いだまま、海にズンズン走っていく。
青い空と、繋いだ手と、ドギョムの大きな背中と。
私、この光景一生忘れないと思う。
Tシャツを着たまま海に飛び込むと、
ミンギュとスングァンに声をかけられた。
MG「それドギョマのTシャツじゃないの〜？？」
SG「あら！やだお熱いんだから〜！」
「うう、うるさいよ！」
2人の顔に思いっきり海水をかけてやると、
ミンギュとスングァンから倍の量の洗礼が返ってくる。
そのあとはTシャツのおかげで水着も気にすることなく、
くたくたになるまで海で遊んだ。
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帰りの車も、お父さんの運転する車に
乗り込もうとしたところジョンハニオッパに止められて。
JH「Aはこっちに乗りな〜？」
と半ば強引にドギョマの横にぎゅうぎゅうと詰め込まれた。
ドギョマは3人席の真ん中にいて、
その奥には疲れ切ったハオが既に眠りについている。
5人乗りの車とはいえ、後部座席に180cm近い
大男が2人乗っているわけで、ドギョマとの距離は
さっきの砂浜の時よりも近い。
お互いの腕の肌と肌が完全にくっついている状態で、
なんだか昼間のことを思い出してドキドキしてしまう。
JH「もう寝てる子もいるから、静かにかえろうね〜」
そう言いながら運転席に乗り込むジョンハニオッパ。
隣の助手席にはスンチョリオッパが乗り込んで、
ジョンハニオッパと小声で何かずっと楽しそうに話している。
相変わらず仲良しだな、なんて思いながら。
しばらく車に揺られていると、突然こつん、と
ドギョマの頭が私の肩に乗った。
また胸がどきりと高鳴る。
寝ちゃったのかな？そう思って顔を覗き込むと
甘えた顔のドギョマと目が合って。
そのままドギョマはシーっと人差し指を口に押し当てる。
そのままずっと触れていた私の右手を、
左手でぎゅっと握った。
やばい、心臓飛び出る、、、。
ドギョマは結局家に着くまで、
その手を離してはくれなかった。
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作者です！
気づいたらたくさんのお気に入りや
♡など本当にありがとうございます！
この話は続編の予定はないので、
あと20話弱で終わります！
後半も楽しんでいただければ嬉しいです〜！☺︎
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るる(プロフ) - Ketsonさん» 本当だものすごい初歩的ミスしてました、、、失礼しました！！！ありがとうございます変更しました！！！ (2月18日 9時) (
レス) id: cbc0e2a035 (このIDを非表示/違反報告)
Ketson(プロフ) - ヒョンって呼ぶってことは主人公は男の子ですか？ (2月18日 8時) (レス) id: 0107a91e0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るる | 作成日時：2024年2月17日 22時
