30 : 2人の秘密 ページ30
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どうしても海に入る気持ちになれなくて、
パラソルの下でいじけていると
いつの間にか目の前にドギョマがいた。
DK「A、体調悪い？大丈夫？」
そうやって今買ってきてくれたのか
冷たい水を渡してくれる。
「え！ありがとうお金払うよ？」
DK「えーい！そんなの大丈夫だよぉ！」
そう笑いながらドギョマが私の横に座った。
少しだけ触れた肩が熱い。
ドギョマは深緑の水着で、上は何も着ていなくて。
綺麗に割れた腹筋に思わず目を逸らした。
DK「Aは泳がないの〜？」
そう言って横から覗き込まれて。
私はしどろもどろになってしまう。
「いや、その、、、み、水着が、、、」
DK「ん？なになに？？」
私の消え入りそうな声を拾おうと
ドギョマが耳を近づけてくる。
「だから！その、水着が、、、！
買いに行く暇がなくて友達に借りたんだけど、
その、、、露出が多くて、、、」
ドギョマの顔がすぐさま真っ赤に染まって。
そのまま手で顔を覆って動かなくなってしまった。
「え、ど、ドギョマ？」
慌てて声をかける。パッと顔を上げて少しだけ
上目遣いでこっちを見るドギョマは耳まで真っ赤だ。
DK「、、、ちょっとだけ見たいって言ったら、怒る？」
手で口元を覆ったままそう言われて。
予測していなかった言葉に私まで赤くなる。
「へ、え、ええ！？」
DK「あの！いや！嫌ならいい！ごめん！忘れて！」
「え、や、嫌じゃない！けど！」
思わず口をついて出た言葉。
ドギョマがじっとこっちを見てくるから。
「だ、ダイエットとかできてないから、
ほんと、見苦しいかもしれないけど、、、」
観念して羽織っていたUVカットの
パーカーの前をゆっくりと開ける。
水着になるだけなのに、
なんだか悪いことしてるみたいだ。
パーカーのジップを開け切って、
ゆっくりと袖を抜いて。
トモちゃんが去年買ったという
白のフリルのビキニが露わになる。
は、恥ずかしすぎる、、、！
ドギョマの方を見ると、
ドギョマの大きい手がまた顔を覆っていて。
でも指の間から片目でちらっとこっちを見ていた。
DK「めちゃくちゃ、かわいい。」
ぽつりとドギョマが呟くから、心臓の音が早くなる。
DK「絶対だれにも見せたくない。」
そう言ってドギョマは自分の鞄をごそごそ漁る。
着替え用に持ってきたのであろうTシャツを
私にズボッと被せた。
DK「絶対だれにも見せちゃだめだけど、
Aと遊びたいからそれ着たまんま海入ろう！」
そう言って私の手を引いた。
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るる(プロフ) - Ketsonさん» 本当だものすごい初歩的ミスしてました、、、失礼しました！！！ありがとうございます変更しました！！！ (2月18日 9時) (
レス) id: cbc0e2a035 (このIDを非表示/違反報告)
Ketson(プロフ) - ヒョンって呼ぶってことは主人公は男の子ですか？ (2月18日 8時) (レス) id: 0107a91e0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るる | 作成日時：2024年2月17日 22時
