28 : 2度目の約束 ページ28
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「ちょっと、いじんないでよ！」
DK「へへへ、だって可愛かったんだもん〜
Aのあの時のお願い！」
「もう、そうやって簡単に可愛いとか言わないで、」
DK「え、いやだった？」
また心配そうな顔をするから、
いたたまらない気持ちになって。
「ちが、どきどきしちゃうから！」
そう言うとドギョマの耳がみるみる
真っ赤に染まっていった。
DK「A、」
ドギョマが何か言おうとした瞬間、
前から元気な声が聞こえてくる。
DN「ドギョミヒョンーーー！Aちゃーん！」
バッと振り返るとそこには満面の笑みの
赤ちゃんカワウソ、じゃなくてディノちゃんがいて。
前も大事なタイミングでディノちゃんが
割り込んできたのを思い出して吹き出してしまった。
DK「ディノヤ〜〜〜〜〜〜〜〜！！」
DN「えっちょっいたいなんで！」
ああ、またタイミングを逃してしまった、、、なんて
考えながら、2人の小競り合いを眺めていた。
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13人分の数日間の食料は、かなりの量になってしまって
1番大きいビニール袋4袋分の荷物になってしまった。
ディノちゃんはウォヌオッパとゲームの予定が
あるらしく少し申し訳なさそうな顔で帰っていった。
「じゃあ2つずつ持とっか！」
そう言うとドギョマはぷんすこ怒ったような口調で
DK「あに〜！何言ってるの！
ぼくが持つに決まってるでしょ〜！」
そう言って軽々と1番重い袋をもう一つ持ってくれて。
やっぱりドギョマはどこまでも優しい。
荷物が重いので、行き道よりも
さらにゆっくりと話しながら歩く。
ふと、街の掲示板に目をやると " 花火大会 " の文字が。
これだ！そう思ってドギョマの方に目をやると
わたしよりも先にドギョマが口を開いていた。
DK「A！これ行こう！」
キラキラと目を輝かせるドギョマ。
お祭り好きだったのかな、、、？
DK「ぼく、日本のお祭り去年行けなかったんだよね！
ちょうど花火大会の時に風邪ひいちゃって！」
そういえばそんなこともあったな、と思い出す。
看病は私じゃなくてお母さんがしていたけど。
「じゃあ絶対行かなきゃだね！」
DK「2人で、ね？」
ドギョマが少し屈んで、私に目線を合わす。
いつもの元気で明るい笑顔とは違う、
大人っぽい微笑みでこっちを覗き込んでくる。
やばい、心臓壊れるかも。
「うん。2人で、行こう。」
なんとかそう返すとまたドギョマはにぱっと笑った。
こうして私たちは、なんとか
2度目のデートに行くことが決まったのである。
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るる(プロフ) - Ketsonさん» 本当だものすごい初歩的ミスしてました、、、失礼しました！！！ありがとうございます変更しました！！！ (2月18日 9時) (
レス) id: cbc0e2a035 (このIDを非表示/違反報告)
Ketson(プロフ) - ヒョンって呼ぶってことは主人公は男の子ですか？ (2月18日 8時) (レス) id: 0107a91e0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るる | 作成日時：2024年2月17日 22時
