26 : 決意 ページ26
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私の誕生日が終わるとすぐにテスト期間に入って、
夜遅くまで机にかじりつく慌ただしい毎日が始まって。
長い日程のテストをなんとか終えると、
待ちに待った夏休みがやってきた。
「おわったね〜！！！夏休みだ〜！！！」
友達と一緒にのびーっと大きく深呼吸をする。
見上げた空は真っ青で、遠くの方に
真っ白な入道雲が見えている。
いつの間にか真夏だ。
大学前の坂道を、
友達(今更だけどトモちゃんと言います)
と駅に向かって下ってゆく。
トモ「で、最近どうなわけ？」
「な、なにが？？」
トモ「ドギョムくんだよ！ネックレス貰って
手まで繋いだのに告白してないって何事なの！？」
大きな声で捲し立てられて後ずさる。
いや本当トモちゃんの言う通りなんだけどさ、、、
「だ、だって、、、勇気が出なくて、、、」
トモ「何言ってんのよ、手繋ぎたいなんて言った地点で
好きですって言ってるようなもんでしょうが！」
「うう、トモちゃん怖いよ〜、、、」
トモ「だって、行動しないと始まんないじゃん。」
ジョンハニオッパみたいなことを言うトモちゃん。
私の周りはみんな自分の意思をしっかり持っていて
まっすぐ進んでいて、尊敬しちゃうな。
トモ「付き合いたいんでしょう？ドギョムくんと。」
そう言われてこの数ヶ月間のことを思い出す。
太陽みたいな笑顔も、知らない人みたいな怒った顔も
今にも泣き出しそうな赤く潤んだ瞳も
自分だけが見ていたいと思ってしまう。
私の名前を呼ぶ優しい声も、楽しそうな笑い声も
自分だけが聞いていたいと思ってしまう。
誰にでも分け隔てなく優しく接する彼の
特別になりたいと、そう思ってしまうから。
「、、、うん。私やっぱり、ドギョマの特別になりたい。
夏休み中に、、、告白する！！」
決意を固めてそう言うと、滅多に笑わない
トモちゃんがくすっと笑った。え、可愛い！
トモ「ちゃんと報告してよね、結果。」
「もちろんだよ〜、いつも話聞いてくれてありがとう！
あと私がダメだった時は慰めてね、、、」
トモ「え、それはめんどくさい」
「ひどい！」
そんな話をしながら、帰路に着く。
よし、頑張ろう。
どんな結果になっても絶対、夏休みの間に
ドギョマに「好きだ」って伝えよう。
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るる(プロフ) - Ketsonさん» 本当だものすごい初歩的ミスしてました、、、失礼しました！！！ありがとうございます変更しました！！！ (2月18日 9時) (
レス) id: cbc0e2a035 (このIDを非表示/違反報告)
Ketson(プロフ) - ヒョンって呼ぶってことは主人公は男の子ですか？ (2月18日 8時) (レス) id: 0107a91e0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るる | 作成日時：2024年2月17日 22時
