25 : 月と太陽 ページ25
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ドギョマから渡されたシンプルな
デザインの小さな箱を開けると、
小さな三日月のトップがついた
ネックレスが入っていて。
涙が出そうになったけどぐっと堪えて笑った。
「ドギョマ、本当に嬉しい、、、ありがとう！！」
そう言うとドギョマは
また太陽みたいな笑顔で笑った。
「そういえばほら、今日イヤリングもつけてるんだよ？」
そう言いながら耳元の髪をかき上げてみせると
DK「ええ！本当だ！誕生日に選んでもらえて嬉しい！」
なんて言うから。
「だって、宝物だもん。」
思わず本音が口からこぼれてしまった。
DK「へへ、じゃあ宝物が2つになったね？？」
そうやっていたずらっぽく笑う
ドギョマが私はやっぱり大好きだ。
DK「ねね、一回つけてみてよ！つけてるとこみたい！」
そう言ってドギョマが箱からネックレスを取り出して、
後ろに回り込んでぎこちない手つきでつけてくれる。
「どう？似合う？」
そう聞くとドギョマは
「うん、似合う、世界一可愛い。」
そう言って笑った。
また顔が熱くなる。冗談でもそれはずるいよ。
「ねえ、ドギョマ？」
DK「んん？」
「誕生日のお願い事、もうひとつだけしてもいい？」
DK「もちろん！Aのしたいこと全部しなきゃ！」
「私、ドギョマと手を繋いで歩きたい。」
勢いでそう言うと、ドギョマはへぇぇええぇぇ！？っと
ご近所迷惑になるレベルの声量でリアクションをとった。
「ちょ！！！うるさいよドギョマ！？！」
DK「いやっ、だっ、そっ、えぇ！！！！？」
「いやならいいもん！」
拗ねたようにそういうと、少し焦って
私の手をぎゅっと握ってくれたドギョマ。
そういうとこが優しすぎるんだって。
20分で着く道のりを、
倍近くの時間をかけて手を繋ぎながらゆっくり歩く。
なんだか夢みたいな時間だ。
.
DK「、、、Aってさ。」
しばらくしてドギョマがぽつりと話し出す。
DK「なんか、月みたいだよね。」
「え、私が？」
DK「うん、基本は落ち着いてて静かだけど、優しくて
いつもみんなを見守ってくれてる感じが似てる！」
そんなふうに思ってくれてたんだ、、、。
「私はね、ドギョマは太陽だと思うんだ。
いつもみんなを照らして笑顔にしてくれるから。」
そう言うと、ドギョマは少し恥ずかしそうに笑った。
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作者です！今日はここまで！おやすみなさーい！
はよ付き合えや〜い！！！！！！！！！()
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るる(プロフ) - Ketsonさん» 本当だものすごい初歩的ミスしてました、、、失礼しました！！！ありがとうございます変更しました！！！ (2月18日 9時) (
レス) id: cbc0e2a035 (このIDを非表示/違反報告)
Ketson(プロフ) - ヒョンって呼ぶってことは主人公は男の子ですか？ (2月18日 8時) (レス) id: 0107a91e0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るる | 作成日時：2024年2月17日 22時
