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18 : ヒーロー ページ18

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DK「ごめん、A、ごめん、僕のせいで、、、」

ドギョマの声に安心して、
私の目からどんどん涙が溢れてくる。

違うよ、ドギョマのせいじゃないんだよ、
そう言ってあげたいのにまだ声はうまく出ない。

ドギョマの大きい手が私の両頬を包む。
あったかくてドギョマの匂いがして安心する。

ドギョマがまた屈んで、私の目を見つめてくれる。
これ、すごく恥ずかしいけど嬉しいんだよ。

私の止まらない涙を何度も何度も不安な表情で
拭ってくれるドギョマの瞳も、今にも涙が溢れそうだ。

「ドギョマ、ありがとう、」

途切れ途切れに伝えた言葉に、ドギョマは
ブンブンと何度も横に首を振った。

DK「もとはといえば僕のせいだから、、、ごめんね。」

「ドギョマのせいじゃないよ、本当に!
たぶんこの間の雷の時に誰かに
写真をとられちゃったみたいで、、、
それが一部で出回ってるみたいなんだよね、、、」

DK「ええ!?先輩もそれを見たってこと、、、?」

「うん、そうみたい、、、」

DK「わかった、ウジヒョンに確認しとくね。」

「うん、ごめんね、迷惑かけて。」

私がそう言うとドギョマは私をぎゅっと抱き寄せてきた。

でも今はドキドキよりも安心が勝って、
私も思わずぎゅっと抱きしめ返してしまった。

DK「迷惑なんて絶対いわないで、お願いだから。
Aのためならぼく、どこでも飛んでいくからね?」

抱きしめられながらそんなことを言われて、
頭が混乱してくる。

なんて返事をすればいいのかわからなくて、
「ドギョマ、アンパンマンみたいだね。」なんて
茶化してみると、ドギョマは大きな口を開けて笑った。

DK「ヒーローって言ってよ〜!!!
ぼくの頭は美味しくないよ〜!!!!」


その太陽みたいな笑顔につられて、
私も思わずくすっと笑った。

DK「よかった、笑った!」

そういってまた笑ったドギョムの笑顔は、
正義のヒーローみたいでかっこよかった。



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こんばんはっ作者です!♪

仕事終わって開いたらめちゃくちゃお気に入りとか、
♡とか、たくさんの反応いただいていて嬉しい限りです!

本当にありがとうございます!◎

妄想捗りまくりなので更新多めでお送りしておりますが、
今後も頑張りますのでゆるっとお付き合いくださいませ〜!

そして全国のカナ様、悪役にしてしまい
大変申し訳ございませんでした、、、

ちなみに由来は笑い転げながら一緒に
設定を作った友達の名前です(オイ)

※許可はもらってます ♡

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19 : 遠くなった→←17 : 助けを呼ぶ声



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るる(プロフ) - Ketsonさん» 本当だものすごい初歩的ミスしてました、、、失礼しました!!!ありがとうございます変更しました!!! (2月18日 9時) (レス) id: cbc0e2a035 (このIDを非表示/違反報告)
Ketson(プロフ) - ヒョンって呼ぶってことは主人公は男の子ですか? (2月18日 8時) (レス) id: 0107a91e0f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るる | 作成日時:2024年2月17日 22時

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