13 : 桜とカメラと ページ13
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DK「そういえば今日、すごく服装が似てるよね！」
そう言われてどきっとする。
シュアオッパの予想通り！とは言えないしな。
「ほ、ほんとだね！ブルーのシャツと、眼鏡も一緒だ！」
我ながら白々しい答えだったと思うけど、
ドギョマは嬉しそうにふふん、と鼻歌を歌った。
「あ、そうだ、そう言えば言えてなかったけど！」
DK「ん？なになに？」
私が何かを言おうとすると優しい顔で
覗き込んでくれる。ああ。好きだなあ。
「ほら、新歓の歌、すごいよかった！
ドギョマ本当に歌が上手なんだね。」
DK「本当に！？本当にそう思った！？」
私の言葉に、大喜びのドギョマ。
「うん、本当にすごかった！プロみたいだったよ！」
DK「へへ、うれしいな〜！
Aが聴いてくれてたから、ぼく頑張った！」
そうやって笑うドギョマにドキっとする。
みんなに優しいドギョマは、聴いてくれた人
みんなにそんなことを言うんだろうか。
素直にその言葉を喜べない汚い心は、
今日という楽しい日にはそぐわないから
奥の方に鍵をかけて閉じ込めた。
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DK「ねえ、カメラでA撮ってもいい？」
ウォヌオッパに借りたカメラで
桜の写真を撮っていると、ふとそんなことを言われた。
「ええ、恥ずかしいよ〜」
DK「なんで〜！記念じゃん！
せっかく2人で来れたんだから撮らせてよ〜！
それに、ほら、今日のAは特に可愛いんだから
綺麗な桜と一緒に撮らないとだよ〜！」
「じゃ、じゃあ、あとで
ドギョマの写真も撮っていい、、、？」
DK「え！ぼくも撮ってくれるのー！？撮って撮って！
あとで2人でも撮ろうね！！」
ソロショットどころかツーショットまで！
いいんですか！と思いながら勿論、と頷く。
ああ、私幸せすぎて今日死ぬのかもしれない、、、。
その後、心の中では倒れそうになりながらも
ツーショットまで撮ることができて。
楽しい時間は経つのが早くて、
もう気づけばお昼過ぎだった。
DK「お昼ご飯食べに行こうか？」
「あっ、その、それなんだけど、、、
実は公園に行くし、お弁当作ってみて、、、」
おそるおそる荷物の中から保冷剤のたくさん入った
お弁当バッグを取り出すと、ドギョマの目は
さらにひときわキラキラと輝いた。
DK「Aの手作り！？すごい！！早く食べよう！！」
さっき腰掛けたベンチにもう一度座って、
2人の間にお弁当を広げた。
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るる(プロフ) - Ketsonさん» 本当だものすごい初歩的ミスしてました、、、失礼しました！！！ありがとうございます変更しました！！！ (2月18日 9時) (
レス) id: cbc0e2a035 (このIDを非表示/違反報告)
Ketson(プロフ) - ヒョンって呼ぶってことは主人公は男の子ですか？ (2月18日 8時) (レス) id: 0107a91e0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るる | 作成日時：2024年2月17日 22時
