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11 : 決戦当日 ページ11

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とうとう、デート当日。
私たちは寮近くの駅で待ち合わせすることになった。

ドキドキしてあまり眠れなくて、
出かける5時間前に目が覚めてしまって窓を開けた。

昼から雨が降るかもしれない予報とは
思えないくらいの青空で。

てるてる坊主の効果、あったかな?
なんて考える。

は!そんなことよりオッパたちに教えてもらった
スキンケアとメイク、頑張らないと!

オッパたちに選んでもらった洋服に着替えて、
私は入念に準備を始めた。


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JS「ドギョミは絶対にシャツにデニム、
あと黒縁メガネで来ると思うんだよね」

数日前、シュアオッパはそう言った。

「そんなとこまでわかるの?(笑)」

JS「春はだいたいそんな服装が
多いんだよ、ドギョミは。」

VN「たしかによく見る気がする、、、」

JS「直接的すぎないシミラールックかつ、女の子らしさも
出したドキッとするような服がいいんじゃない?」

さすが、何にでも一直線で熱心なシュアオッパだ。
私や服装のためにこんなにも考えてくれるなんて。

その後もあれだこれだと意見を3人で出し合って、
結果的には黒のティアードスカートに白のキャミソール

その上からブルーの大きめのシャツを羽織るという
シンプル可愛い私の勝負コーデが完成したわけである。

ちなみに黒縁メガネも雑貨屋で購入してしまった。


さらにはさらにはジョンハニオッパにもらった
おすすめのファンデーションと、

スンチョリオッパとミンギュが協議を重ねた
私の肌に合う程よい明るさのピンクのリップとチーク。

短い地まつげを無理やり伸ばすロングタイプの
マスカラは普段は苦手で付けないけれど、
今日は頑張ってつけてみたり。

アイシャドウは濃すぎると腫れぼったくなるから
ほんのり色がつくくらいで、涙袋はしっかり書いて!

というミンギュのアドバイスをもとにメイクを進めて。

普段はあまりしないので
苦戦しながらもコテで髪も巻いてみた。

「できた、、、、!」

鏡に映った自分はまるで別人のようで、
ドギョマにとってはただの友達とのお花見なのに
頑張り過ぎかな?と不安な気持ちもあるけれど


___ でもやっぱり可愛いと思ってもらいたくて。


うん、大丈夫、可愛いよ。


鏡に映る少し不安そうな自分に、心の中でそう呟いた。



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12 : 作戦成功?→←10 : てるてるぼうず



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るる(プロフ) - Ketsonさん» 本当だものすごい初歩的ミスしてました、、、失礼しました!!!ありがとうございます変更しました!!! (2月18日 9時) (レス) id: cbc0e2a035 (このIDを非表示/違反報告)
Ketson(プロフ) - ヒョンって呼ぶってことは主人公は男の子ですか? (2月18日 8時) (レス) id: 0107a91e0f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るる | 作成日時:2024年2月17日 22時

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