輝くスター (ページ45)

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撮られたページ45

『今週の一位は、、テヨンさんでI！！おめでとうございます！』

花吹雪が舞ってる中私はトロフィーを
テヨンさんに渡す。

テヨンさんがコメントを述べている中
私はあと少しあと少し、、とヒールを脱いで
この苦痛すぎる状況から解放されることを考えていた。

BG「それでは、皆さんまた来週会いましょう！」

「『ミュージックバンク～！』」

一位のフィナーレの曲がなると
私は舞台袖にはけるために出演者に挨拶をしながら
歩き始める。

多くのアーティストで階段は詰まっており
それでもカメラが回っている所で
ボゴム君の肩を借りるわけにもいかないので
立ち止まる。

ゆっくりの列が動き出し、階段の近くに差し掛かるとバッタリと行き合ったseventeenの皆が先に降りて下さいとジェスチャーをしてきた。

はやく降りなきゃ、と階段に足を踏み出すと
立ち止まっていきなり動いたからか激痛が走る、、

フラッとなった瞬間に後ろからがっちり腕を
引っ張られた。。

「大丈夫？ヌナ、、」

それは紛れもなく焦った顔をしたホシ君で。

私は咄嗟に頭が回転したのか、ホシ君に
ペコペコと頭を下げてあまり親しくないフリをした。

カメラが映らない所までくると
ボゴム君が椅子に私を座らせてくれて
大丈夫ですか？としきりに聞いてくる。

ハヨンオッパも焦って私に駆け寄ってきて
急いで私のブーツを脱がせてサンダルに履き替えさせてくれた。

ホシ君も空気を読んだのか、
目が合い心配しているのはすごく分かったけど
駆け寄ってくることはなくそのまま楽屋へと消えていった。

＊

SC side

SC「あれちょっとやばい気がするけど、、」

楽屋へと戻る道で俺は呟く。

HS「でもヒョン、、階段から落ちそうな人を助けない方が無理ですよ、、」

なるようになるさ、、と開き直ってるスニョンに
ヌナ大丈夫かな？と心配しているメンバー。

SG「ヌナやっぱり怪我してたんですか？」

スングァニがそうスニョンに聞くとスニョンは
ドラマの撮影で怪我したんだって、と衣装の
ジャケットを脱いでいる。

その時マネヒョンが楽屋に入ってきて
スニョンを見た、、、

MG「スニョン、、お前がシェリーさんを助けた動画、、、」

俺は終わった、、とマネヒョンの次の言葉を
聞きたくなくて溜息をつく。

MG「すごいぞすごいぞ！！検索用語の一位が[セブンティーンホシ]になって動画が凄い勢いで拡散されてる！！」

……？は…？

＊