輝くスター (ページ14)

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Say the name ページ14

本番がどんどん進んでいく中
目立ったミスも無く残りは30分。

今週のカムバックのアイドルへの
インタビューが残っている。

私はスタッフさんに言われた通り
seventeenの紹介をやることになっている。

振り付けのポイントを紹介するために
ホシさんとディノさんに話を振るみたい。

「シェリーさん、ボゴムさんスタンバイです。」

二人して立ち上がると13人が待機している
ブースへと入っていく。

『よろしくお願いします、、』

秒数も限られている中で、インタビューと
ダンス紹介、そして次のアイドルの曲振りと
やる事が沢山あるこのコーナーで正直私は今
あんまり余裕がない。。

スングァニにファイティン、、と口パクをされ
軽く微笑むとスタッフさんの話を聞き入る。

『それじゃあ、私がホシさんとディノさんに振り付けのポイントを聞けばいいんですよね？』

「はい、アカペラでメンバーの方もサビを歌ってください～～」

スタッフさんに指示をされ10秒前の合図が出た。

はあ、わたしこのカウントの瞬間が一番
ナーバス。。

次々に折られていく指を見て、目を閉じて一瞬
深呼吸をした。

＊

『そして今週期待のカムバックステージ！seventeen！』

「「「Say the name! seventeenイムニダ！」」」

『アッキンダに続いて勢いに乗ったカムバックステージ！今日のステージはどんなパフォーマンスを見せて貰えるんでしょうか？』

SG「今回は皆さんの気持ちをパッと明るくする、思わず口ずさみたくなるようなそんな曲でカムバックします！」

BG「変わった振り付けがあると聞いたのですが、良かったら見せていただけますでしょうか？ホシさん、ディノさん！」

HS「はい！今回の振り付けのポイントはここです！両手を上げて～～」

マンセマンセ～～の歌をアカペラで歌い
左右に手を揺らすメンバー達。

『あはは、とっても可愛いです。皆さんも是非この振り付け一緒にやっねくださいね！』

「『それでは行ってみましょう。seventeenでマンセー！Go Go Go～～』」

ボゴム君とマンセーの振り付けをしながら
カメラを見る。

ランプが消え、私はほっと胸を撫で下ろす。
特に大きな失敗もないまま終えられそうだ。

ちょっと緩んだ緊張感にリラックスしながら
seventeenのカムバックステージを見る。

やっぱり踊ってる時のホシくんから
目が離せなかった。。

クルクル変わる表情にキレッキレのダンス。

何度見ても飽きないステージに私は釘付けだった。

＊