22話 保健室で一緒に相談 1 ページ44
月見里side
「和田先生、すいませーん」
�盒鏡萓犬�そう言いながら保健室のドアを開けると、和田先生がこちらにやって来る。
「あっ、月見里さん！冥夜先生からちょっとだけ話聞いたよー」
どうやら、和田先生は私の状況を知っているようだ。
和田先生が、保健室の中にある仕切りの奥に誘導する。
4人ぐらい座れそうなテーブルとイスがある。
和田先生は奥に座り、�盒鏡萓犬隼笋�入口前の方に座った。
私と和田先生が向かい合うようになっていて、私の左隣に�盒鏡萓犬�座っているという状態だ。
この場所は、私が初めて保健室に来た時に利用したことがあるスペースだ。
和田先生と2人で話をした時のことを思い出す。
それでも、体調不良になるから大切にされないと思う？
少なくとも先生は、月見里さんが何度も体調不良になっても見捨てたりはしないよ。
保健の先生だからだけではなく、人としてもそう思う。
もっと言えば、担任の冥夜先生や副担任の�盒鏡萓犬發修鵑覆海箸垢訖佑任呂覆い隼廚Α�
あの時の和田先生の言葉を思い出して、なんだか複雑な気分になる。
「月見里さん、話してくれた内容の概要だけ僕が説明しても大丈夫？」
そう聞かれたので、�盒鏡萓犬里�言葉に甘えて説明してもらうことにした。
�盒鏡萓犬蓮△�そらく私の体調面のことを考えてそう提案したんだと思う。
内容の概要を説明すると言われたが、�盒鏡萓犬六笋�話した内容をほとんど説明してくれた。
「えー、俺絶対そんなこと思わないよー。
“また”来たとか“また”体調悪くなったとか、そんなこと1度も思ったことないけど？」
和田先生がそうコメントをする。
(和田先生、ごめんなさい！)
ちょっと……�盒鏡萓検△修海泙農睫世靴覆�ても……！
「冥夜先生だってそんなこと言われたら、俺と同じこと言うと思うよ。
“月見里からそんな風に思われてたの！？”って言いそう」
和田先生が、冥夜先生のモノマネをしながらそう言う。
突然のモノマネにビックリした後、�盒鏡萓犬醗貊錣望个Α�
「あー、確かに冥夜先生はそんなこと言いそうですよね」
�盒鏡萓犬�笑いながら、そうコメントする。
和田先生って、場を和ませる力があるよね。
見た目から優しいオーラが出てるから、和田先生は癒しだな。
さすが、保健室の先生。
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作者名：青菜(あおな) | 作成日時：2023年3月27日 14時
