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第三十話:終焉の幕開けと血の色に染った天使の本心 ページ48

貴方side

あーあ、汚れちゃった…この服気に入ってたのになあ

目の前には、血を垂れ流しながら倒れている死体の山

皆はもう分かってるよね?私が殺し屋って事は王道中の王道中だからね

此奴らは生きる価値などない

何故なら先日、渚を襲って殺せんせーを誘き出し殺そうとしたからだ

勿論、ありとあらゆるルートを使って阻止したが私自身で制裁を下さないと気が済まない




夏「主様〜!お召し物が汚れてしまっておりますよ?嗚呼、こんな汚い家畜畜生共の血など主様に相応しくありません!」

秋「お前はホントに主様大好きだな」

冬「(暑い、早くここから出たい。)主様、あの者たちは放っておいて早く出ましょう春はどうしましたか?」

春「いや居るけど!?ここに思いっきりいるけど?Aさん!?!?」




あれ?そういえばいないよーな

おかしーなー?




春「いやいや!おかしーなー?じゃないでしょ!僕そんなに邪魔ですか!?!?」

夏「そもそも…!主様を名前呼びなんでずるいです!!主様は主様とお呼びなさい!」

秋「そうだ、今回ばかりは夏に賛成だな」

冬「コクコク」

春「え…あの…はい、すみませんでした」

貴方「はは…いつも言ってるじゃない。名前呼びでいいよって」

秋「それではダメなんです!主様が余りにも尊いのが悪いんですけどね!」

貴方「え…?あ、うん??ごめんね?」

夏「主様が謝る必要なんてないんですよ?」

冬「そうだ」





あ、可哀想に…後ろで春がロープでぐるぐる巻きにされてる



春「いや可哀想だと思うなら助けてくださいませんか!?」

貴方「え?これはこれで面白いから却下」

春「…あ、もう泣こ」




彼らは私の異能生命体

(しゅん) (なつ) (しゅう) (とう)

みんな可愛い私の兄妹みたいな息子娘みたいな…

そんな感じ

春は…まあ、暑苦しいツッコミキャラで




春「暑苦しいってなんですか!?!?」




夏は可愛い女の子




夏「か…可愛いって!///主様の方が一億倍可愛いですよ!///」





ね?可愛いでしょ?

秋は皆のママン




秋「ママンじゃありませんよ!性別俺男です!!」




あ、それと天然

そして冬、いつもクールで無口だけど可愛い




冬「…可愛くない…ムスッ」




嗚呼、うん…可愛いわ

私は今、彼等と殺し屋をやりながら平和に(?)暮らしています

だから渚、治…心配、しないでね??

私みたいな異端者(イレギュラー)は直ぐに消えるから…

第三十一話:終焉の幕開けと血の色に染った天使が遂に動く→←第二十九話:終焉の幕開けと血の色に染った天使の残虐行為



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作者名:空気 | 作成日時:2021年2月8日 18時

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