検索窓
今日:26 hit、昨日:12 hit、合計:70,734 hit

第二十九話:終焉の幕開けと血の色に染った天使の残虐行為 ページ47

Noside


「グアッ!」

「ガッ!」

「ヒッ…い、嫌だァ!死…死ねえ!ブラッディーエンジェル!!」




横に落ちてあった拳銃を使い。狐の仮面とフードを被った“男”に銃口を向けた




バンッ!





“男”に当たった、そう確信した…

筈だった

気づくと“男”は後ろにいた

冷酷に微笑んでいるのが仮面の上からでもわかる

バッと振り向くと…

“男”はこう一言だけ言った




「そんなお粗末な武器を持ってたって…意味、ないよ?」




今気づいた、此奴は…“男”ではなく、“女”だった

体型や佇まいは男のそれ

だが。声と、仮面の瞳で分かった

此奴は女だ…と

しかも此奴はまだ子供だ、精々十四、十五くらいしか生きていないただの餓鬼だ

ただの餓鬼にここまで殺られた

当たり前だが、ここから逃げる術はない。もし逃げたとしても自分は精神崩壊を起こす

最後に一言だけこういった




「化け物が…!」



グシャッ





肉の潰れる音がした

肉の抉れる音がした

血が吹き出す音がした

自分の生命が終わった音がした

そして…目の前の此奴が微笑んだ、冷酷に

仮面の下でもわかるものだな…と、悟った

嫌だ…

嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ

死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない

倒れると床には一面の

赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤

嗚呼、死ぬのか…

そう思いながら意識を手放した

第三十話:終焉の幕開けと血の色に染った天使の本心→←第二十八話:終焉の幕開けと血の色に染った天使



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (45 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
58人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:空気 | 作成日時:2021年2月8日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。