さよなら。親友。

さ ページ1

ASide。


水黄「A。この水、掛けて。」
『………わかった。』


ﾊﾞｼｬｯ


芽衣「つめ、たっ。」


私は今。


何をやっているのか自分ですらわかんない。


何やってんだろ。


あの日から狂い始めた。


この狂っている水黄が芽衣を虐めようと言った日から。


こんな事やって楽しくないはずなのに。


誰かが喜ぶわけでもない。


メリットがあるわけでもない。


ただ、優越感に浸れるだけ。


そんな事して何になる。


逆にデメリットしかねぇだろ……。


怖いのか？


そうだ。


怖いからだ。


自分がいじめられるのが怖いから。


一人になるのが怖いから。


w


なんだw


ただ自分が可愛いと思ってるだけじゃねぇかw


こんな事してデメリットしかねぇのに。


皆んなもアホだな。


まぁ誰もかも自分が可愛いか。


自分を守る為に。


虐める。


共犯者になる。


先生すらも助けない。


私もだけど。









じゃ、




こんな私にさよなら。しよう。



さよなら。こんな私。



『おい。もういい加減にしろよ＿＿＿＿』


水黄「は？＿＿＿＿」



＿＿＿＿＿＿＿＿

よ→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す