さよなら今夜。【暗殺教室】【赤羽業】 (ページ4)

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「A～！何話してるの？」

「んーんっ！なんでもないよ～」

Aに話しかけてきたのは、茅野カエデだった。少し下から見られると自然に上目遣いになっていて、Aは思わず

「今日も可愛いなぁ～！ほんと、もう、ね？可愛い！」

「Aちゃん語彙力」

業は笑いながら突っ込んでくる。まさにそれは、どこの教室でもあるであろう光景だった。
暗殺なんて、無縁のような。

「それよりもねっ！今日渚と新作スイーツ買いに行くから、Aとカルマくん来ないかなって思ったんだ！2人ともどうかな？」

目を輝かせながら、そう言ってくる。少し頬が赤い。

渚と行くのか～私達行ったら邪魔にならないのかな？それとも2人が恥ずかしいのかな…

なんて、考えてるAだった。

「俺行く～♪」

「私も行きたいな」

彼女は笑顔で答えた。彼も少し眠そうな声で答えた。

「やった！じゃあ、渚に言うね！」

そう言って茅野は離れていった。

「そう言えば、前にもこんなノリあったよね～」

「…修学旅行？」

「そう！！！！」

2人は話し始めた。