「ええ、わかっていますよ」 「なら……!」 「ですから敵が本陣に近付いてこないようにしてください。私は本陣で出来るだけ大人しくしていますから」 それぐらいは弁えています、と紫乃。 本当は戦場に降り立って旗槍を振るいたいところだが 万が一にも子を成せぬ体になってはことだ。今はただの姫君ではないのだ。 「ただ、私はもう逃げるつもりはありません。それだけは絶対です」 「ヤレ、兄君に似て頑固なところのある姫君よ……」
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作者名:クヴァール x他1人 | 作者ホームページ:なし 作成日時:2024年2月19日 10時
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