検索窓
今日:22 hit、昨日:0 hit、合計:246 hit
小｜中｜大

4 ページ6

きらり、とジェイドの目が光る。


毎週金曜日限定のワンプレート、その余った食材で作られる賄い。料理長自らが腕を振るう金曜日は賄い争奪戦争が勃発する。


「ほらほらジェイド、いってらっしゃい。お腹すいたんでしょう？」


「…行ってきます」


「俺もねーちゃんの分もとってくる」


待ってて、と言われてしまえばやることなんて一つもない。


ジェイドが淹れたダージリンを一口、喉の保護にとはちみつを垂らした。


「アリスタ、お疲れ様でした」


「労いありがとうアズール。あなたは賄い要らないの？」


「この時間に食事は摂らない主義ですから」

5→←3



→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って！｜面白い！→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
アイコン この作者の作品を全表示｜ お気に入り作者に追加｜アイコン 感想を見る
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム： 感想：  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名：クヴァール x他1人 | 作者ホームページ：なし  
作成日時：2024年1月22日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。